
どもつなぎです。
フランスと日本だとコミュニケーションのしかたが
アルティメットちがいます。
で、そのちがいをしらないと、
しぬほど苦労します。きずつきます。

では、その12のひみつを紹介します。
①否定する美学
②なにをいっても許される美学
③はなしてる相手と反対の意見を言う美学
④とにかく主張する美学
⑤声はでかく
⑥察しない・空気読めない
⑦自己正当化の美学
⑧はなしを聞いてない
⑨あいまいなへんじは「Yes」という意味
⑩フランス人はあいまいさを嫌う
⑪眉間のしわ寄せにちゅうい
⑫謙遜しない

①否定する美学
フランスでは、あいての意見や行動を否定する美学があります。
「は?なにいってんの?」
って思ったあなた。
いたって正常です。
むしろすばらしいです。
にほんでは。
フランスでは、
意見とその人自身の人格はべつとかんがえます。
なんで、
あいての意見に
「Non」というのが当たり前です。
それが、かっこいいとされます。
まあたしかに「Yes」なんてだれでもいえるしね。

②なにをいっても許される美学
日本では、「相手が傷つくかどうか」とか「場のふんいきが悪くならないか」とか「失礼にならないか」とかかんがえます。
日本人はそうやって相対的にかんがえられる国民です。

しかし、フランスでは、つねにじぶんが中心。じぶんしか見えていません。
そもそもあいての気持ちを汲み取るというかんがえがありません。
じぶんが中心です。じぶんオンリーです。
だから、なにをいっても許されます。
発言に責任がありません。
「日本人ならアウトだな」とか「日本人だったら人間性をうたがう」ような発言をフランス人はふつうにします。
フランスでは言論の自由。日本人ではことばの暴力・ただの悪口です。
クラスでハブになること100%。

③はなしてる相手と反対の意見を言う美学
日本では、相手に同調や共感するのが好まれます。
フランスでは、相手に同調せず反対意見や異なる意見を言うのがイケてるとされます。
なので、フランス人に慣れていない日本人はおどろきます。
フランス人はくびをゼッタイたてにふらないと。

④とにかく主張する美学
日本では「傾聴」がたいせつです。
フランスでは「主張」がたいせつです。
それも、激しく大きな主張のほうが好まれます。
フランス人は戦闘民族です。孫悟空です。スーパーサイヤ人です。
平均戦闘力10のわれわれ日本人がかなうはずがありません。
また、彼らはずぅっと話しています。日本人がだるいなぁっと思っていても、気にせず。
同時に話しはじめるのは当たり前です。
だれもきいてません。
主張したもの勝ち。
主張できない日本人、内気なフランス人には辛いです。
⑤声はでかく
声はでかくないと聞こえてません。
よく聞こえていないことがあります。

とくに声の小さい日本人は注意です。
蚊のなく声にならないように。
ぎゃくに日本にいるフランス人は声のボリュームを下げなければなりません。
⑥察しない・空気読めない
「察する」のは日本の文化です。
相手の表情・態度・雰囲気から、相手の気持ちを想像するのは、日本人の特徴です。
フランスでは、「察する」文化はありません。
っというか、主張してもかれらの眼中にないです。
わたしは、フランスにいるときいつも気持ちをことばに出していました。
日本ならゼッタイ言わなくてもいいあたりまえことも口にしましょう。
言わなくてもいいのは日本人といるときだけ。
フランス人には通用しません。
かれらは意外に気づいてません。
「日本人はエスパーだね」っと言われます。
⑦自己正当化の美学
フランス人は、じぶんをもっとも知的で正しいものと見せることにすべてをかけます。
いのちをかけます。
日本人とはなすときのように流していると、ほんとうに彼らが正しいということになってしまいます。
ゼッタイに流されないでください。怖くても「Non いいえ」「C’est pas vraiそれは正しくない」と言いましょう。
じっさい彼らが言っていることはトンチンカンです。
②のようになにをいっても許される美学があるのですから。
日本人の主張のほうが合っていることはよくあります。
フランス人はごう慢だ、中華思想というステレオタイプを知っていますか。
それはこの自己正当化の美学と関係があります。
⑧はなしを聞いてない
④のとおり、フランスでは「聞く」ことはだいじじゃないです。
なんでフランス人は話しを聞きません。
大の大人でもです。
これにはわたしもびっくりしました。

またすぐ反論してきます。
なので、期待しないようにしましょう。
⑨あいまいなへんじは「Yes」という意味
日本人どうしならあいまいな返事は「No」になります。
しかし、フランス人に「あいまい」は通用しません。
注意してほしいのは、ナンパされたときです。
あいまいにどぎもぎしてたら、「イケる!」と思われてしまいます。
はっきりことわりましょう。

日本語でもかまいません。
あきらかな「No」は伝わります。
⑩フランス人はあいまいさを嫌う
日本は伝統的に「あいまいさ」の美学があります。
しかしそれはフランス人には嫌われます。
もどかしく感じるそうです。イライラさせるそうです。
日本人からするとフランス人の「Yes」「No」の単純さに浅さを感じます。
しかしフランスでははっきり「Yes」「No」していたほうが好かれます。
③のように反対意見をいってもよいでしょう。
⑪眉間のしわ寄せにちゅうい

フランス人がよくする眉間のしわには気をつけて。
ぶちギレてんの?って思わないでください。
フランスではふつうのコミュニケーションです。
フランスでは恋人やともだちにもします。
もし不快に感じたら、「日本ではそれは失礼だからやめて」と
はっきり伝えましょう。
言わなきゃ分かりません。かれらはそういう文化なのですから。
⑫謙遜しない
「あたしのカレシなんて~」「オレのカノジョなんて~」「うちの両親なんて~」「じぶんなんてまだまだですよ~」「うちの愚妻が~」「うちの愚息が~」
というのはやめましょう。
謙遜はつうようしません。
マジでそのままの意味でとらえられます。
ほんとうにダメなのだと思われてしまいます。
「謙遜」という文化がないんです。
「自慢」してください。
⑦の自己正当化の美学とにてます。
さらっとじぶんやじぶんの周りのひとを自慢しましょう。
それが、フランスの礼儀です。
もっといきやすく
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