【日仏比較】素直にフランスのいいところ11選

フランス・ボルドーに来てから10日経ちます。

2月21日初日にLa Poste(日本でいう郵便局)のATMにお金おろしに行ったら

ATM画面が2つとも破壊されてました。

そんなフランスはいつまでも日本との違いを感じさせられる場所です。

そこでフランスのいいなって再認識できたところ11選を紹介します。

見出しタイトル

1:寛容さ

フランスではつねに何が起こるか分かりません。

ゼッタイがない。

公共交通機関でも人との約束であっても。

仕事であっても。

だからこそつねに多少の余裕を持って生きなければなりません。

フランス人はだからこそつねに準備して生きてます。

そこで寛容さが大切になってきます。

困っているひとがいたら助けます。

とくに自分のともだちや恋人・家族であればなおさら。

年配のフランス人はいまのフランスは個人主義でつながりが薄くなったと言いますが

日本人のわたしからしたらフランス人の連帯意識は十分強いです。

よくフランスが個人主義・日本が集団主義と言いますが

これは誤訳であり間違いです。

ただしくはフランスは仲間・グループ・恋人主義で日本は自己責任&人情主義です。

2:人とちがうことに負い目を感じる必要がない

他人とちがう意見や生きかたでも堂々としていられます。

ごはんをたべるときなんか顕著。

たとえ周りの人20人が同じメニューを頼もうとも自分がそのメニューをキライならはっきり他のメニューを注文できます。

進路でもみんなが大学に行くから行くみたいなことはない。

中学生くらいが仲間と群れることはフランスでもよくあります。

でもいい意味で周りのことに興味がない。

周りのことを考えること自体がなんで?ってかんじ。

むしろそれでまわりに合わせていたら他のフランス人から

「自分がない。素直じゃないやつ」

「自由にふるまえないやつ」

と思われます。

どこまでも人とちがうことができる。

それを許さない空気が日本より薄いんです。

3:日が落ちるのが遅い

フランスに来た1日目にわかること。
あきらかに日が落ちるのが遅い。

夏場は21時まで

冬場は18時まで

日があります。
これはメリットですよね。

4:洗濯物が1日で乾く

なぜか洗濯物が速攻で乾く。

朝干して夕方にはすっかり乾いている。

これは超メリットですよね。

わたしはフランスに来る前に日本海側の湿気の多い地域で生活していたのでその差異にびっくりしました。

ただわたしがいたのはボルドーというフランス南西部なのでほかの地域は分かりません。

5:会う約束をしないでもその日に会える(2ヶ月前に約束しても約束の日に会えないw)

ともだちであればその日に会えます。

もちろん遠くのともだちや忙しいひととはムズカシイです。

でも日本みたいに2週間後の日曜日の午後2時00分に~で

みたいなことは少ない。

だいたい明後日の午後~

とか

今週末の夜~

とかおおざっぱなものが限界。

あとは今日の夜会うとか

明日の朝会うとか

そんなラフなかんじで会えます。

日本人の言う

忙しい・忙しい

にはフランス人のみなさんびっくりしています。

6:相手を必要以上に気にせず意見を言えるし多少時間に遅れることもできる

日本人みたいなかけあい・あうんの呼吸はフランスにはありません。

もう超剛速球の投げあいですよ。

会話方法でいうと

フランス人はジャイロボールを投げる聖秀高校:茂野吾郎。

画像引用元-茂野吾郎生誕祭2014

たいして日本人の会話方法は変化球を3~4つ使い分ける海堂学園高校:市原。(マンガ『メジャー』知らない方すいません)

画像引用元-nanjmagnus

だから日本人以上に好き勝手相手を気にせずものをいえます。

失言や暴言も多いので傷つくことも。

それでもひとつしか言い回しを知らない日本人のわたしとしては日本語のようにいちいち敬語や言い回しやイントネーションを考えなくていいのでラクです。

7:コモディティ化と差別化が果てしなくじょうず

どこをほかと一緒にして

どこを自分だけのものにするか。

それがフランス人は果てしなく上手です。

①SNCFと新幹線

たとえば高速鉄道。

日本には世界に誇る新幹線があります。

しかし料金が高すぎることがネックですよね。

むしろ料金を少し安くして店内販売や多少の発着時間のずれも許容すればもっと多くのひとが利用できます。

しかし明らかにJRはその逆を言っている。

乗り物としての本来の任務は

多くのひとをできるだけ速く安く運ぶか

です。

その本来の任務を置いてけぼりにして

むだにゴージャスにしても中途ハンパな差別化にしかならないんですよ。

ほかの移動手段としてのバスやアプリケーションによる乗り合いタクシーサービスに客を取られます。

日本は器用なぶんだけそういったコモディティ化すべきところで差別化を図ろうとして損しています。

SNCFなんて明らかにコストを減らして快適でない乗り心地を提供しています。

でもだからこそ値段は新幹線より断然安い。

予約時期によって大幅に値段も変化します。

日本の新幹線はいつ予約してもたいして変わりませんよね。

②コンビニの輸送コストとシールキャンペーン

さいきん日本人がみずから褒め称えるようになったコンビニ。

たしかに便利です。

フランスにはありません。

19h00~21h00にスーパーは閉まります。

しかもぎりぎりに行っても帰される。

しかしこの日本が誇るコンビニもコモディティ化と差別化に疑問点があります。

それは輸送コストとシールキャンペーンです。

コンビニの廃棄食品は多大なものです。

またあれほどの食品を24時間保存し店内を明るくしているぶん相当なエネルギーを消費しています。

パン製造会社主催のシールキャンペーンや各種キャンペーンなどもタダではありません。

その分の負担が企業・コンビニ・コンビニの店員にかかっています。

そのコスト・負担を考えずに賛美してはいけません。

フランスがゼッタイ良いとは思いません。

フランスも日本から学ぶものが多いです。

ただ日本の企業や日本人もフランスから学ぶべきものがあります。

どこをコモディティ化してどこを自分(たち)だけのものにするか

それを考えるべきです。

フランスはスーパーや交通手段には無頓着です。

サービスのサの字もありません。

そのぶん家に招待するホームパーティーでは手作りのおいしい料理をふるまってくれます。

またレストランではほかと差別化するよう最高の料理とサービスを提供してくれます。

画一的なサービスでなくそこのご家庭・レストランでしか提供できない最高のものをふるまってくれます。

8:人間は怠慢なもの・間違えるもの・愚かなものという前提の社会

フランス人のてきとうさは目を疑います。

正直にぶい・・・・や○んだとよく思います。

ただそういった人間のダメさ加減を考慮して配慮して社会が出来上がっている。

日本だとこうあるべきっというモデルがあってそれを模範として高いモラルでみなが生きています。

でもそうじゃないときもあります。

人間であるかぎり間違いも犯す。

みんな真っ向から対立するときもある。

大失敗してほんとうに経済的に生きていけないときもある。

そういったときフランスのほうが優しさがあります。

元カトリック大国というのもあるのでしょう。

カトリック的な善意からくる優しさ。

そういったものが素晴らしい。

9:下手くそ・不器用でも生きるスペースがある。

日本って器用でないと生きるの厳しくないでしょうか?

学校生活・高校受験・大学受験・就職活動・昇進試験・恋愛・結婚・出産・子育て

すべて失敗してはいけないものだと思われている。

そして失敗の回数が少ないものが人生の成功者いわゆる勝ち組と呼ばれる。

1回でも失敗したら負け犬。

いまはソウでなくなってきましたがまだまだそういった価値観が渦巻いています。

ここフランスでは明らかに失敗は許されている。

何回でもチャレンジできる。

というか失敗を失敗と思ってない。

従来保守的と呼ばれるこのフランスは多数の移民・強いリベラル志向の人々によって変わってきています。

だから日本のような人生のモデルが存在しない。

それが失敗を深く追求されない社会をつくっています。

生きるのがへたくそでも不器用でも生きていける。

それがこのフランスの良さです。

10:共通の母語と文化を持ってない外国人とも交流できる

本当にどこの国籍・肌の色の人とも話します。

外国人であってもふつうに話す。

わたしも含めた日本人のほとんどは外国人というだけで身構えてしまいます。

まじどうしよう・・・となる。

長く日本人だけで営んできた国で生まれ育ったので当たり前といえば当たり前。

明日から火星人と仲良くしてくださいっと言われても困るのと若干にてる。

フランス人はほとんどの人(とくに若者)がフランス以外のオリジンを持っています。

一見超フランス人に見えてもひいひいひいひじいさんが日本人だったとか。

基本的に自分と肌の色やオリジンや母語の違う人と接するのになれてるんです。

世界一の観光大国でもあるからある程度の都市になると外国人観光客なんて慣れっこも慣れっこ。

フランス語さえ話せればいろいろな人と交流する。

もちろん外国人ぎらいやアジア人ぎらいもいます。

でもそれは日本もおなじ。

外国人であっても身構えずに自然に会話できるのはうらやましいです。

11:どこでもあいさつ

もじどおりどこに行ってもあいさつがあります。

どの立場になってもひととひとということで誰もがあいさつをする。

お店の店員に対してもBonjour(こんにちは)とAu revoir(さようなら)は欠かしません。

人と人とが関わる場として相互にあいさつします。

また会ったときは握手をしますがしっかりあいての眼を見ましょう。

かるくほほえむとなおグッド。このとき日本人的な恥ずかしさはぐっと抑える。それがフランス人に良い印象を与えます。

以上です。

もっと生きやすく

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