受け取り型社会日本とサバイバル社会フランス

日本は相手に期待するぶん自分も大きな負担や義務を負う社会。

フランスは相手に期待しないぶん自分も負担や義務を負わない社会。

そこでフランス人は

「フランスは自由だ!」

とか

「フランスではなんでも話していい表現の自由がある!」

と主張しますがそれはまちがいです。

まずフランスが自由だ!という主張に反論します。

自分がなにをしてもイイと考えるため社会全体で不便なことがたくさん発生する。

機械はすぐ壊れるし、お店や業者さんに頼んでもまったく頼りになりません。

交通機関はよく遅れるし運行停止になる。

お客の立場なのにお金を払って悪いサービスを受ける。

郵便局や公共機関や銀行はその典型。

郵便局に行くだけで1日終わることも。

約束事も守らないし気分でコロコロ変わる。

だから日本のように短い時間であれもこれもやることは物理的にムリ。

これがフランスが自由かといわれれば自由でない理由。

みんなが好き勝手するから不都合が生じる。

フランスではなんでも話していい表現の自由があるわけではない

フランスではなんでも話せるってのもちがうんですよ。

まず何か問題が発生したとき…

みんなが好き勝手にジブン話を長々するからまったく問題が解決しない。

問題の解決のために話すのではなく、自分がイイタイコトを言いたいだけ本能のまま話す。

ブレーキがない。

人の話も聞いてない。

だから問題が解決するどころか問題が問題になる。

結局解決しない。

デモやストライキなんかそう。

なぜ皆さんは自分勝手に話をしないのでしょうか?

それは議論を進めるため、解決策を見いだすため(妥協点を見つけるため)ですよね。

フランスではそれがないんですよ。

とにかく言いたいことを言って終わるんです。

また声の大きいひとや口の達者なひとが勝ちます。

だからそれ以外のひとの声を潰してしまうんです。

だれかが得をすればだれかが損をする。

社会はそうできています。

フランスのようになんでもかんでも言いたい放題言えばいいわけではありませんしそれが自由ではありません。

日本は受け取り型社会。

日本人は受け取り型社会に慣れすぎています。

コンビニや交通機関や配送業者なんか典型的。

お金を払った瞬間から受け取る側に成り果てます。

いらっしゃいませ&ありがとうございましたの接客

24時間営業。

どこにでもある。

無料で清潔なトイレ。

弁当・お惣菜・日用品・化粧品・おにぎり・飲みもの・お酒・おつまみ・デザート・コピー機・雑誌・おでん・アメリカンドッグ・中華まんじゅう・切手・配送サービス・季節商品…

こんなのフランスじゃありえないですよ。

先月セブンイレブンのコピー機を使用しました。

静電気防止のための機能がついていました。

そこであらかじめ触ってくださいなんて言われました。

もうほんとうにびっくり。

お店の値段表示も税抜きと税込み価格必ず書いてあるしどの商品のものか分かります。

店員さんはゼッタイどいてくれる。

このコンビニパラダイスを異常と思わないことが異常です。

ほかにも交通機関。

日本人は運賃を払った瞬間から受け取る側に成り果てます。

日本て交通機関高いんですよ。

それもそのはず。

夜中や人が少ない時間帯にゼッタイミスが起きないようにチェックしてるからです。

ゼッタイミスも遅延も運行中止も起こらないように交通機関がそうとうな費用をかけてるんです。

だからその分わたしたちは運賃を多く払ってます。

お金を払っているから偉いんだという勘違いや思い上がりがぎゃくにわたしたちの首を締めてる。

駅の受付で駅員さんに怒鳴りつけてる人(男性が多い)を見るとため息が出ます。

お金を払ったから交通機関はすべて責任を取らなければならないという考え方がまちがいです。

事故は絶対に起こしてはいけません。

でも遅延や運行の乱れや少しのミスも許されないという価値観は狂ってます。

遅れてはいけないというプレッシャーが悲惨な事故を起こしたことを覚えていますか?

福知山線脱線事故なんてそうでした。

JR福知山線脱線事故(ジェイアールふくちやませんだっせんじこ)は、2005年(平成17年)4月25日に西日本旅客鉄道(JR西日本)の福知山線(JR宝塚線)塚口駅 – 尼崎駅間で発生した列車脱線事故である。乗客と運転士合わせて107名が死亡、562名が負傷した。

引用元-wiki/JR福知山線脱線事故

受けとる側のときは、なにも考えてない。

殿さまのようなキブン。

北陸本線の件なんか典型的。

儒教圏の年上の人を敬うはずの日本でこんなことが起こることが不思議です。

配送業者もそう。

フランスで最高の配送業者はどこかご存知ですか?

クロネコヤマト宅急便です。

パリにしかありません。

ただクロネコはまちがいなくフランスナンバーワンです。

こんな低料金で最高のサービスをしてくれる会社もありません。

最近、時間指定便の有料化が始まりそうですが当たり前ですよ。

日本の配送業者のサービスクオリティーが異常なだけです。

フランスではまず配送業者はあてになりません。

配送物は消えます。

つねに追跡していないと無くなったときなにも言えません。

引っ越しも業者に頼むより友人家族に手伝ってもらうほうが確実です。

電話して予約しても当日来なかったりします。

友人はパリの引っ越しにインド人の配送業者を依頼しました。しかし当日ボイコットされ知り合い伝えに急遽頼んだルーマニア人の業者に引っ越しを手伝ってもらいました。

こんなこと考えられますか?

労働環境もそう。

給料を受け取る側の従業員は

上司や顧客、株主からかんぜんなサービスを要求される。

だから本当は違法であっても働く。

かと言って副業は禁止されているので

会社で稼ぐ以外の手段を使えない。

仕事で疲れているのでそれを学ぶ余裕さえ与えられない。

よって社畜となる。

日本経済が好調で会社が給料やボーナスを十分に与えられた時代はそれでもうまく回っていた。

でもいまはちがう。

まとめ

日本人は

相手に期待せず自分で行動し発信することを学ぶべきです。

フランス人は

自分の言動が社会全体や周りにどう影響するか自省すべきです。

以上。

もっと生きやすく

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