あれ、日本の方がフランスより自由じゃね?って思う4つの理由

フランスは日本に比べて自由な国だと言われます。

とくにフランス好きの日本人および日本を知らないフランス人がフランスを万歳したいがために言いますね。

でも本当にそうなのでしょうか。
わたしは常に疑問に思ってきました。

その理由を4つ述べます。

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1.店や街の施設が機能しないので物事が進まない

はいこれは本当にひどいです。
お店ってスーパーとかじゃないですよ。銀行とか郵便局とか交通機関の受付とか生活上そこのお店しか選べないお店です。

日本人が仕事に追われ、フランス人が仕事に余裕があるのは(全体の傾向として)、このサービスの質の低さが挙げられます。
フランス人男性が責任なく重荷がないのもこれのおかげですね。

ただサービスを受ける側である人間にとってみればたまったもんじありません。

たとえば滞在証を手にいれるのに2年かかって、仮滞在証で2年間フランスにいる人とかいます。

フランスではなんでもかんでも自分でやらなければなりません。
それはフランス人が自立心があるとかではなく、店や街の施設が機能していないからです。

車が故障してもトイレが詰まっても電気が切れても、部屋の塗装にしても、行政手続きにしても、食べ物に関しても

自分でやらなければ、生きていけません。

日本のような充実したサービスなんかありえない。

だから不便なことがたくさんあります。

日本ならクリーニング屋さんや仕立て屋さんに頼めばその日のうちに縫い直ししてくれるものの

フランスでは自分でやらなければなりません。
ヘタな人であれば2日3日かかるのでは?。

食べ物に関しても、日本ではコンビニや自動販売機がそこらじゅうにあり、24時間営業で、惣菜やジュースやおかしが充実しています。すぐ食べられるものばかりです。
だから時間短縮になるんですよ。

種類もめまぐるしく変化しますよね。

フランスじゃありえないです。

だから料理のできない人や料理をする時間を捻出したくない人にとってみれば日本の方が自由かもしれません。

日本人は過剰サービスによって苦しんでいますがフランス人は劣悪なサービスによって苦労しています。
その現状は知っておくべきことです。なぜフランス関係の日本人が黙っているのか分かりません。

2.家族と近すぎ?家族の色に染まる。家族が意思決定機関。

フランスでは若者の失業率の高さが社会問題になっています。
あるデータによると25%以上と出ています。

たしかに周りを見ても30歳を超えていて無職であったり定職に就いてない方が多いです。

よって家族に依存せざるをえません。

20歳前後であっても日本のように新卒採用主義という仕組みがないので、
見習いインターンシップをしています。

当然給料は安いです。

家族に頼らざるをえません。

また、フランスの学生で多く見受けられるのが、

休みになるたびに実家に帰る方です。
毎日SkypeやMessangerで親と話している方も多く、家族との距離が近いです。

気になるのが家族と近すぎないのか?ということです。

似たものが集まれば同調圧力が働きます。

日本では家族を大切にするフランスの若者を絶賛する風潮がありますが、私は懐疑的になってしまいます。

日本の学生(とくに大学生)のほうが家族から自立している気がするのはわたしだけでしょうか。

お金に余裕があり、関係が良好で支えてくれる家族がいれば、フランスは日本より良いです。
しかしそんな若者は世界中にどれだけいるでしょうか。

多くの人にとってみれば、万人が平等に最高のサービスを受けられ、20歳前後で定職を持ち家族から自立する日本のほうが案外自由なのでは?っと感じます。

3.迷惑かけることに躊躇がない

日本では路上で友人に会ってもだらだら話しません。

それは相手がもしかしたら忙しいかもしれないからです。

相手の迷惑にならないように細心(砕身)の注意を払います。
それが日本人の美徳です。

しかしフランスでは異なります。
相手への迷惑をかえりみない分、自分も相手に迷惑をかけられても赦すという文化です。

よって道端で急に友人に話しかけられて、そこから30分40分エンドレス演説を聴くこともあります。
(○○という予定があるからじゃあねって言えば終わりにしてくれるフランス人がほとんどです)

相手がもしかしたら忙しいかもとか予定があるかもとか、考えません。

これは一例ですが、フランスでは人に迷惑をかけることに無頓着な方が多い印象を受けます。

これ日本でやったらアウトだなって言動・振る舞いをする方が多いのも事実。

だから、自分で自由に使える時間や資源が意外に狭まってくるんですよ。

日本は相手のことを考えるあまり自分の権利や自由が狭まってしまいます。
しかしフランスでは単純に周りが他人の迷惑を考えないことで、自身の権利や自由が限られてしまうのです。

4.何でもかんでも自分基準かつフランス基準で判断してしまい、外国の良いところを知っても変化できない

これは文字通りです。

日本だといつも「外国のこの部分が良いよね!日本はダメだああ」って話の流れになるじゃないですか。

それがフランスだと「でも、○○○(フランスは正しいということをあの手この手で力説する)だよね」ってなるんですよね。

単純に外国のものを自国の社会・文化に取り入れて改造して成長するということが苦手なのです。

日本はこの点世界一だと思います。

少子高齢化で社会変化のスピードが遅くなったいまの日本でもこの長所は健在です。

フランスのこの自分基準は、国際社会での「対アメリカ」「対イギリス」という点で存在感を示しています。評価されています。

ただダブルスタンダードであり、はっきりいって自分(≒フランス)に甘いです。

だから変わらない。

日本は逆にどんどん外国の良いところ真似ますよね。

以上「あれ、日本の方がフランスより自由じゃね?って思う4つの理由」でした、

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