自分で自分の首を絞めている日本、引越し屋さんから見えてくる日本の素晴らしさ。

1:日本の引越しのサービスに逆カルチャーショック

日本ではさまざまな場面で最高のサービスを受けます。

引越し屋さんもそう。

まずフランスでは引越しは友人や家族に手伝ってもらいます。

業者があてにならないからです。

日本では引越し業者が完ぺきに365日対応してくれます。

ワタシは日本帰国後に2回引越しをしましたが逆カルチャーショックでした。

まず日本の引越し屋さんは、何も手伝わなくてもすべてやってくれます。

やることと言ったら駐輪場のどの自転車が自分のものか伝えることと洗濯機の蛇口の口が不動産のものか自分のものかいうだけです。

床をキズつないようにマットを敷いてくれます。

丁寧に運んでくれます。

ガスコンロはビニールで包んでくれます。

洗濯機を設置するときはホースが緩んでるので気を付けるように言ってくださいました。

ベッドも解体してくれます。

汗ダクダクですべてやって下さいます。

まず家に入るときに「お邪魔します」と絶対言ってくれます。

フランスという国で1年過ごしたわたしには衝撃でした。

日本で生まれ育った人がフランスで苦労するのは当たり前です。

こんなに違うのですから。

引越し屋さんは道路に停めていいかどうかをわたしに聞いてきます。

フランスだったら「止めていいだろ!それがわたしの権利だ」と言わんばかりにガツガツ止めます。

(じっさいそうやって自分の正当性を主張していかなければフランスでは生きていけません。損しかしない。)

荷物の搬入作業を手伝おうとしたわたしに「大丈夫ですよ。休んでいて下さい。」と言ってくれました。

プロフェッショナルです。

ジャパン!と心の中で叫びました。

2:最高のサービスを受けるのが当たり前ってのが日本人の首を締めている

ただこれがわたしたち日本人の首を締めてます。

たとえば日本が世界に誇る新幹線。

最速で時間に正確で安全で清潔でたくさんはしってます。

トイレも洗面台もゴミ箱も完備。

忘れものをしても忘れものセンターが完ぺきに預かってくれる。

この費用はどこから出るか?

わたしたちの運賃です。

このサービスレベルを維持するのはわたしたち利用者です。

だから圧迫されるんですよ。

新幹線の従業員に負担がかかりますし、従業員数じたい確保しなければなりません。

ほんとうはこんなサービスは要らなくむしろ新幹線の値段を下げてほしいですよね。

でもそれが出来ないんです。

日本人が新幹線のサービスレベルをあたりまえと思っているから。

わたしたち利用者が少しくらい悪いサービス不便も我慢すれば安くなります。

洗面台の数を減らす。

忘れものセンターの対応が悪かろうとそもそも忘れた自分が悪いと自分の責任を自覚する。

多少汚くても我慢する。

時間どおりに発着しなくても受け入れる。

速度が少しくらいおそくても我慢する。

これがクリアできれば日本の新幹線は安くなります。

3:日本の事情をよく理解し説明できる人材が求められている

きょうわたしは日本下げをしたいわけではありません。

このように日本の事情は複雑なんです。

しかしながら日本はまちがいなく文化大国です。

経済力と文化と歴史で異彩を放ってます。

だから外国人に日本を紹介できる人材が必須です。

国際社会においても日本の文化や社会を多くの外国人に理解してもらうことは必要不可欠です。

それだけ大きな国だから。

わたしたちだけでやるからほっといてよは通用しないんです。

んでここで問題なのが言わなくても分かるでしょ?という日本独特の感覚。

「分かるでしょ?」で分からないんです。

口べたかつ異文化に接する経験のない人が多いんです。

だからそういった人材が日本では価値があります。

フランス人に言いくるめられ日本ブランドの恩恵を受けているくせにフランスバンザイして日本下げするひとはダメ。

日本の事情をよく理解し説明できる人材が求められています。

もっと生きやすく。