【フランス・アジア・考察】「アジア人ってみんな一緒でしょ」って真顔で言われたときの違和感

フランスにいると、アジアの中での違いを説明するよう求められるときがあります。

いやまじです。

中国人と日本人では見た目にどんな違いがあるのか?

とか

アジア人で仏教徒でない人はいるのか?

とか

米ばっか食ってんのか?

とか

自由がないのか?

とか

ことばは違うのか?

とか。

そこでわたしがいつも思うのは日本(というかアジア?)はまったくばらばらであるということです。

1:世界を見渡しても大陸・地域ごとにもともと同じ国だった時代があったり同じ言語を話していることが多い

まずフランスで話す方々との認識の違いに隣同士は似ているということがあります。

たとえば西ヨーロッパやアメリカ大陸やラテンアメリカでは混血が当たり前です。

ぱっと見ラテン系・ゲルマン系とか南仏系・北欧系・アイルランド系などのちがいは分かります。

ただどこの国の国籍を持っているかは分からないのです。

それが日本人と彼らの異なるところ。

西ヨーロッパやアメリカ大陸やラテンアメリカの方々からすると、東アジアも混血が進んでいると考えるのは自然です。

大航海時代・植民地帝国主義時代・現代と外から移民もたくさん来ました。

アルゼンチンを初めとするラテンアメリカにはスペイン系移民が。

アメリカやカナダは世界最大の移民国家。

フランスにも過去何度もイタリアやスペインから移民が、東欧から移民が、マグレブや中東から移民が来た。

ドイツはトルコ系移民と東欧景気移民が。

言語も日本語と中国語のように極端に異なるわけではなくかなり近いです。(トルコ語とドイツ語は遠いです)

同じラテン系やゲルマン系の外国語であればおどろくほど似てます。

正直言ってだれが自分と同じ国籍なのか分からないんです。

そもそも国という枠組みが日本のように断崖絶壁のように区切られていません。

2:フランスでもだれがフランス人か分からない

フランスの場合も同様です。ぶっちゃけだれがフランス人か分からないんです。

それに加えて重要なことを一つ。

フランスでは出自やオリジンを特定することが認められていません。

フランス共和国の理念・憲法の前ではフランス国民であることしか認めていないからです。

差異の存在自体を否定しています。

ナニ人が何人いるとかナニナニ系が何人いるとかの調査はおこなわれていません。

話がずれました。

3:東アジア人もみんな混ざっているものだと思われてる

東アジアの国境も他の大陸同様ゆるいものだと思われています。

だいたい江戸時代まで日本国内の他の地域でさえ外国だと思っていた
(関所がいたるところにあった)日本人には理解しずらいですね。

日本は日本人が思っているよりも知られていません。

そもそも東アジアが良く知られていない。

遠くてよく分からない地域なんです。

木星と火星と月の違いが分からないみたいなかんじ。

だからわたしたちはしっかり説明しなければなりません。

日本は島国で昔から独立していて江戸時代は鎖国していたから純日本人だらけの国ということ。

近年は外国人で滞在している人も増えてきたこと。

わたしたちはひと目でだれが日本人でアジア系外国人か分かること。

しっかり説明しなければフランス人の友人と会話が噛み合わずイライラするだけです。

いつか分かってくれる・察してくれる はやめましょう。

以上です。

もっと生きやすく。