2017年4月読んだ本を正直に評価するよ

2017年4月読んだ本

1:600万人の女性に支持される 「クックパッド」というビジネス おススメ度☆☆☆☆

クックパッドの成り立ちから成功までの過程を紹介しています。

ところどころうぉっとなる部分があります。

88ページ最後
完成したものから見ると、一見捨てた90%は無駄なように見えるのですが、そうじゃない。ゴールまでの進み方がわかっていないときの90%というのは、実はものすごく重要で、これが無かったらゴールにはたどり着けない。

もちろん効率よくゴールに近づく工夫はすべきですが、やっぱりちゃんとチャレンジしてたくさん捨てる覚悟でやっていかなければ、高いレベルの技術には到達できないと思っています。

とにかく一発で当てるのではなく、たくさん試す。それが、ゴールの行き着くための最短の方法だと僕は思っています。

何回も試す。数をこなす。それがもっとも成功する可能性が高いということですね。

完璧主義だと成功しずらいっってこと。

146ページ 13行目
広告の送り手側も、受け手側も、双方にとってプラスになるマッチングがこれからは問われてくると僕は考えています。実際、マッチングの率が高まっていく中で、広告の受け手はますます自分に合った情報にシビアになっていくのではないでしょうか。

広告をどう出すか。このブログも当初はめっちゃ広告貼ろうと思ったんですがやめました。

Wordspress代の1000円/月は地味にイタいけどそれでもブログを楽しく続けたいし読者のみなさんに快適に見てもらうために広告ははずしました。

ただ読者にもメリットになる広告なら貼ってもいいでしょう(貼らないけどね)。

148ページ
もっと女性のことを理解しなければいけないということかもしれません。今なお消費者の多くは女性なんです。ところが商品の作り手や送り手は大多数が男性。ギャップがあるのは当然だと思います。食品関連業界でいうなら、20代、30代の女性の生活動線をきちんと理解しなければならない。

どの会社も管理職や決定権は男性です。女性は圧倒的に少ない。だから女性の求めるものに応えられていない。それはごもっともです。
世の中の半分は女性です。だから消費者も半分は女性。

この事実を忘れている会社員は多いのでは?

日本ならではの企業の弱みを的確に指摘しています。

161ページ
東京って、やっぱり便利なんです。でも、便利さはものすごく危ない。不便だからこそ生まれてくる発想、不便な環境にいるからこそ生まれてくる危機感って、やっぱり大事なんです。

また東京について東京生まれ東京出身として話してよい時期がきたら話します。いまはこのことばどおり・・・。
東京ってなんでも間に合ってしまうんです。電車も1日のぎゅうぎゅうの予定も。
だからそれに追われて自分の心の声を聴くことを忘れてしまうんです。

このかたはほんとうに良く分かってらっしゃる。

177-178ページ
日本食のすごいところは、素材をうまく生かしているということだと思うんです。山には山の幸があって、海には海の幸があって、旬の野菜があって。しかも、北国には北国のおいしい食べかたがあって、南の地域には南の地域のおいしい食べ方がある。日本には、多様な、食を楽しむノウハウがあると思う。

フランス行ってこれはほんとうに思いました。美食の国といわれるフランスでさえ日本食の味は出せません。(フランスにはフランス食の良いところがあります)。

多様性と柔軟性。なんでも取り入れてしまう守備範囲の広さ。食材そのものの良さを100%引き出す。ムダなところだけを取り除く。

これが日本食のすばらしさ。

うまく発信していかなくてはいけません。

2:図解 株式市場とM&A (翔泳社・図解シリーズ) おススメ度☆☆☆☆

シロウトが個人カフェ開業からチェーンカフェ店の社長として経営するまでを描いた本。

全体のビジョンが分かります。

ストーリーもしっかりしていて読みやすいです。

専門用語やムズカシイ言い回しで読者にドヤ顔する解説書ではなく

分かりやすくかつキーワードを抑えた解説書となっています。

すぐ読めるのでおススメですよ。

これであなたも会社の経営者!?

起業→株式上場→お金持ち!

という妄想ができるようになりますww

3:影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか おススメ度☆☆☆

Amazonレビューどおりすごい本でした。

すごいボリュームです。

訳は大学の先生方。

大変だったろうな・・・・、

人間の習性とそれを利用したテクニックが描かれています。
ゾッとしますよ。

なかには日本人だけの特徴かと思われていたものがありました。

アメリカでもそうだったとは・・・。

それどころか国や地域を問わず人にはこういう社会的特性があったとは知らなかったです。

pp.92
「返報性のルール」
他者から何かを与えられたら自分も同様に与えるように努めることを要求する。

このルールは、望みもしないもらいものを最初に相手から受けた場合にも適用されるので、借りを作るなら誰にしたらよいかを、自分で選ぶことができなくなり、その選択を他者の手に委ねることになる。

このルールによって不公平な好感が導かれることがある。恩義という不快な感情を取り除こうとするために、人は親切を施された相手から何かを頼まれると、お返しにそれ以上の事をしてあげることが多い。

まずこの「返報性のルール」すごいです。

「なにかをもらったらなにかを返さなければならない」と思ってしまうこと。

たとえば・・・

・親に産んで育ててもらったから悪い親でも恩返ししなければならない
・家にもてなしてもらったから今度はわたしがもてなさなければならない
・職場で同僚におみやげを以前いただいたからお返しになにか持っていかなければならない
・会社に福利厚生をたくさんもらったから会社を辞められない
・年賀状をもらったから返さなくてはならない

日本にはいやというほどこの「返報性のルール」がはびこっています。

わたしが贈り物をもらうのがイヤなのがこれです。

なにか返さなければならないから。

本当のご厚意でもらうのはいいんです。

でも明らかな社交辞令やお返し目当てな贈り物がキライなんです。

この読者は日本社会のことを言っているのかと思いました。
でもそうじゃなかったんですね。

アメリカもそうなんだ・・・意外。

pp.180
「コミットメントと一貫性」
ほとんどの人には、自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい、あるいは、他の人にそう見られたいという欲求がある・・・

第一に、一貫性を保つことによって、社会から高い評価を受ける。

コミットメント(つまり、自分の意見を言ったり、立場を明確にすること)をしてしまうと、人はそのコミットメントに合致した要請に同意しやすくなる。

これはブラック企業や学校の部活動がそうですね。

・新人研修で意図的に逃げられない山奥で自主的に研修に励むことを強制される
・部活動で下級生だったり補欠だから雑用や走りこみばかりさせられる

自分を納得させるために「この試練はわたしにとって意味のある必要なことなんだ」と思い込ませる。

自分で自分を納得させる。

わたしも体育会系だったんで良く分かります。

ムダ&理不尽としか言いようがありません。

pp.189
「社会的証明の原理」

わたしたちは他人が何を正しいと考えているかにもとづいて物事が正しいかどうかを判断する。ある行動を遂行する人が多いほど、それが正しい行動だと見なす。

これアメリカでもそうなんですね。

知らなかった。

たしかに人間が社会的生活を営むかぎり避けては通れないことですよね。

自分という種を生きながらえさせるためにはグループのメンバーとおなじ行動をとる。

自分だけ反対の行動をしたらグループからはぶられるかもしれない。

グループないの活動がうまくまわらないかもしれない。だから意に反する行動でもその行動をみんなとともに選択する。

フランスにいる日本人のかたにはこういう方が多いのではないでしょうか。

ほんとうは日本のやり方や日本の感覚のほうが良いと思うときもある。

それでも周りのフランス人(日本を極東の発展途上国としか思っていない人たち限定)がフランス式の凝り固まったやり方が良いと言う。

だからそれに同調してしまう。

そこに日本人が何人かいれば話がちがうのでしょうが、いかんせんフランスに日本人は少ない。

だから自分自身が間違いだとかあまり良くないと思っててもまわりのフランス人に流される。

日本の会社もそうですよね。

「あれ、これはおかしくない?」と思ってもだれもなにも言わないからそのおかしな方向に行ってしまう。

そのうちそのおかしい方向が正しい方向でなおかつ自分自身が判断した結果最良の道だと洗脳されてしまう。

このコミットメントと一貫性は恐怖でしかありません。

4:R25のつくりかた おススメ度☆☆☆

「R25」という駅の通路にある無料冊子によるビジネスを大成功させたものがたり。

自分はゆとり世代なのでこの「R25」のターゲット層(2004年当時20~35歳、2017年現在33歳~48歳)とかぶっている。

感性や考え方が似ています。

どのターゲット層にウケるもの提供するのか。

それを怠ることなく追及し研究した「R25」の創刊メンバーには恐れ入ります。

いまの20代後半・30代・40代前半を理解したい方にもおススメです。

5:地頭力を鍛える おススメ度☆

いまのインターネットの発展と若者を

「コピペ思考」
「インターネットへの過度の依存」

などと・・おっしゃっていて・・・すいません。わたしにはちょっと合いませんでした。

自分の頭をいかに進化させるかではなく、自分の頭の限界つまり人の力の限界を悟ることがもっとも大切です。

6:「ご指名社員」の仕事術: 「気がきく」「ギブ型」戦略で”声がかかる人”になる おススメ度☆☆☆

社会人に必要なスキルを紹介しています。

ところどころ古いな・・・と思う価値観が見受けられます。
旧来の会社員の考え方というか。

しかし学べるところもありました。

以下です。

pp.25
「チャンスの格差社会」で必要な2つのスキル
1つ目は、生活費をコントロールできるスキルを身につけることです。
2つ目は、多くのライバルの中からチャンスをつかみとるための「指名される技術」を磨くことです。

自分の支出をコントロールする。これは大事でしょう。日本では安くて正確で早くて質の高いものが当たり前です。
だからこれ以上収入を増やすのはなかなかムズカシイです。

支出をかけないようにしましょう。
格安SimとかモバイルWifiとかシェアハウスとかで固定費をまず減らします。
本は図書館で借りたりkindle unlimitedで安く済ませましょう。

ネットでクレジットカードで購入すれば店頭に行く労力も現金を用意する手間もなくなります。
Amazon定期便のような自動で配達してくれるサービスを使えばさらに購入する手間すら省けます。
商品を選ぶ手間すらなくなる。

収入を得るコツは「こいつなら高くても頼みたい」と思える人間になることです。
自分にしかできないことを突き詰めるべきでしょう。

昭和の時代と間逆なので方向転換が難しいところですが若い世代のかたはつねに上記のことを意識して生活すべき。

pp.37
まず最初に自分を売り込む。そして、チャンスが回ってきたら、そこで必死に頑張る。そこで頑張ったことが実績となり、それがまたチャンスを呼び込む。このサイクルを作っていくことが、私たちの生き残る道なのです。

pp.46
「座学マニアから卒業しよう」

座学マニアの中でも、1番良くないパターンは、メディァや友人から「これからは○○を学ばないと、時代に取り残される」という話を聞き、慌ててそれを勉強し始めるパターンです。

もうどんどん自分の個性を出す。そして多少ムリゲーでも突っ込む。好きなことを極める。ブレーキをかけない。
これがいまの時代の必勝法ですね。

pp.51
「気がきく」能力は、一生モノのスキルである
上司がやってほしいと思っていることを先回りしてやっておいたり、部下のやる気が出るような一言をかけてあげたり。そんな”かゆいところに手が届く”人は、いつの時代も重宝されます。

気をきかせるという行為は、極めて地域性の高いものです。アメリカ人と中国人と日本人、それぞれで「気がきくね」と感じるポイントは違うので、その国や地域の文化を深く理解した人でないと、「気のきいたこと」はできません。その国で気のきいたことを言ったりすることは、単なる言語習得よりもムズカシイことで、小さい頃かたその地域に住んでいないとムズカシイでしょう。そのため、「気がきく人」は、グローバル化の波にも巻き込まれず、生き残ることができるのです。

これフランス語やってフランスいたんでめっちゃ分かります。
ことばが分かっても小さな動作やクールな気遣いって分からないんですよ。

わたしは日本人なのでなんとなく日本社会でのクールな気遣いは分かります。
でもフランス社会で良いとされるクールな気遣いは分かりません。

感性が違うからです。

幼少期・多感な青春期・青年期になにを見てきたのか。
それがフランス人とわたしたち日本人では違いすぎるんです。

親の仕事や趣味でフランスをはじめとした欧米にこども時代行っているかたや外国に行っているかたなら少し分かるかもしれません。

しかしわたしのような超日本人オンリーの世界で生きてきた人間には分かりません。

これはたとえフランス語がかんぺきに話せるようになった30年後40年後でもできるようにはならないでしょう。

ぎゃくに日本語がいくら上手なフランス人でも

日本人の気がきくレベルの気遣いはムズカシイです。

フランスの方々と日本で過ごしたことがあるかたなら分かると思いますが、「気がきかない」んです。

空気が読めないというか。

「そこでそうくるか」という言動をかれらは日本で取ります。

日本は移民を前提にした国でもないし移民の歴史も(ほぼ)ない国(中国・朝鮮をのぞく)なので、社会はそういったはみ出し者を許しません。

だからかれらは日本で苦労するし損をしています。

日本人的な「気遣い」「気がきく」というのはわたしたち日本人が思っている以上に希少価値が高いのです。

pp.109「英語」よりもまず「敬語」を学ぶ

(なぜか?)

海外の人たちと一緒に仕事をすることになっても、日本語のコミュニケーションの根幹をなす「敬語」を理解していなければ、あなたの存在価値がないと言っても過言ではないからです。
(中略)敬語を使いこなして日本人とコミュニケーションがとれることは、日本に長く住み、日本文化を深く理解していないとできない、まさに「日本人プレミアム」なスキルです。

これを使わない手はないわけです。

pp.114自分の価値が高騰する場所を選ぶ

あなたという「商品」を高く売りたければ、隣のライバルと行動をともにするのではなく、自分を信じ、勇気を持って、ライバルの少ない場所に身を投じてみることです。

著者の柳内 啓司さんは分かってます。かれはわたしも以前紹介した『日本人の9割に英語はいらない』を参考本として挙げられています。

全体として学ぶべきことが多い本でした。

以上です。

いかがでしたか?

けっこうまじめに読みましたww

本を選ぶさいに参考にしてみてください。

もっと生きやすく

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