【5月上旬・中旬・書評・フランス関係ない】双極性障害を知っていますか?

今回も書評します!

1:バフェット合衆国 ──世界最強企業バークシャー・ハサウェイの舞台裏 おススメ度★★

バークシャー・ハサウェイの各子会社よ経営者の生い立ちを追ってます。

正直退屈で読みきれなかったです。

経営者がどういった経歴なのか知りたい方は読むといいかもしれません。

2:疲れない脳をつくる生活習慣 石川善樹 おススメ度★★★

脳を休ませる、とくに忙しい現代人がどう休ませることができるかについて書かれています。

朝食の取り方、コンビニでの食べ方、デスクワークで脳に負担をかけない方法、脳の疲れを取る睡眠方法、などさまざまな角度から脳の疲れ対策を語ってらっしゃいます。

一つでも実践すればOKってかんじではないでしょうか。

わたしは6時間睡眠と7時間睡眠の違いに目をつけました。

pp.57

6時間睡眠の悪影響

6時間睡眠には2つの大きな悪影響があります。
第1に、6時間睡眠の人は、7時間睡眠の人とくらべて、脳の老化が2倍のスピードで進むという研究結果が出ています。
第2に、6時間睡眠が続いて睡眠不足がたまると、お酒を飲んでほろ酔い状態と同程度の認知機能になります。

小さな睡眠時間のちがいが疲労をためるか否かを決めます。

とくに若い人は中年の人に比べて多くの睡眠時間が必要だそうです。
ですのでより睡眠時間にはこだわる必要があります。

寝ないでがんばるより寝て結果を出すようにしたいですね。

双極性生涯について

双極性男性のあたまのなかというブログを読みました。

そこで本を読んでみておススメな本を紹介します。

3:よくわかる双極性障害(躁うつ病)貝谷 久宣 おススメ度★★★★★

双極性障害についてたくさんの図や絵やグラフとともに説明されています。

とても分かりやすいです。

衝撃的だったのがここ。

pp.110

実際に、うつ病の自殺率は高く12%にのぼります。しかし、双極性障害の自殺率はさらに高く、双極性Ⅰ型障害が17%、双極Ⅱ型性障害が24%にもなります。

日本社会としても見過ごせない障害なんですね…。

4:双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本 (こころライブラリーイラスト版) 加藤忠史 おススメ度 ★★★★★

pp.34 双極性障害は自殺のリスクが高い病気です。

この本にも双極性障害の深刻な状況が書かれていました。

うつ病や境界性パーソナリティ障害と混同されてしまうことも指摘されています。

政府や公共機関は動き出さないのでしょうか?

社会的認知をもっと上げるべきですね。

社会問題です。

5:双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) 野村総一郎 おススメ度 ★★★★★

双極性障害かどうかの自己チェックができます。

また上の2冊よりもさらに詳しく書かれています。

治療期間・治療方法が詳細なのでとても勉強になりました。

74~79ページの認知療法は、双極性障害でない人でも役に立つ考え方です。

双極性障害の特徴と診断の難しさも書かれています。

たとえばここ。

pp.30 正しい診断まで時間がかかる
双極性障害の患者さんに明らかな躁・軽躁状態が出てくるまで、数ヶ月から数年かかるのね、精神科医が正確な診断を下すのはなかなか困難です。

6:双極性障害―躁うつ病への対処と治療 (ちくま新書) 加藤忠史 おススメ度 ★★★★

さきほどの加藤忠史さんの新書です。

さきほどの絵本のようなものとちがい更に突っ込んだ内容を書かれています。

医療全体では世界トップの日本もことさらうつや双極性障害の分野では少し遅れているそうです。

pp189
働けなくなる最大の要因がうつといってよいのではないかと思います。実際、どんな会社でも研究所でも、長期に休んでいらっしゃる方は、うつの方が多いのです。
それだけ国民の健康に大きな影響を与えている、がんに匹敵するくらい大きな影響を与えている病気なのにもかかわらず、研究は遅れています。

pp.190日本はがんを含め、多くの疾患に関して、アメリカについで世界で二番目の論文数が出ている、医学大国と言ってよい国だと思います。
医学全般に関しては、とても進んだ国だと言ってよいと思います。

ところが、うつ病に関する論文は世界で8位、双極性生涯は6位です。

双極性障害とは話がずれますが、新薬が従来の薬よりも高いのには理由もたとえを使って説明されています。

pp.108
薬の合成にはたいしてお金がかからないのに、薬が高すぎる、という人もいますが、それは、作家に、小説を書くには紙と鉛筆でよいだろう、本は高すぎる、というのと一緒で、やはりその薬を開発するための膨大な資金を回収しないと、製薬会社は新しい薬の開発にも取り組めないという面があるのです。

以上です。

もっと生きやすく。

まさしくそんなことばが頭をよぎりました。

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