【書評・働き方・日本・ヨーロッパ】May_Romaさんこと谷本真由美さんの著書は必読です!

見出しタイトル

1.日本に殺されず幸せに生きる方法 おススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆

この本はすばらしい。
ツイッターで有名なMay_Romaさんこと谷本さんの書籍です。

ヨーロッパ滞在が長く、日本と現地を比較し的確に日本の問題点を説明されてます。
とはいえ、日本が

・まだまだ経済的に豊かであること
・治安が良いこと
・おいしいレストランが多いこと

なども言っていて客観性があります。

やはり日本の労働には問題山積みであることを言語化してくださっています。

26ページ あんなもの(会社)は、単に給料を稼ぐための「仕組み」なだけで、自分が人生を賭ける場所でも友達を作る場所でも、帰属意識を確認する場所でもない

33ページ 欧州、インドや中国、東南アジアの人は、現地の日本企業で働くことを嫌がります。現地法人はその土地に合わせて変わっているとはいえ、日本企業の悪しき慣習が残っていたり、日本の本社からザ・日本企業な命令が下されたりもするからです

無理な労働のせいで健康を悪くしていることを説明してます。とくに日本では、そのせいで多くの介護を必要とするひとがでていることを言ってます。

59ページ 今、要介護になっている人達は、高度経済成長期に粉骨砕身、滅私奉公で休みを惜しんで働いてきた人達なのです。

日本にいま必要なことをざっっと述べてくださってて非常に分かりやすい。

・「いまだに80年代な働き方」を見直す
・違うもの、違う考え方、ユニークなやり方を生み出すような人達を支援して成果に結びつける
・働く人個々の生産性を高めていく他ない
・「日本で教育を受けた学生しか採用しない」などという考えは時代錯誤。人種差別と捉えられても仕方がない
・仕事が嫌なら逃げよう。仕事が原因でからだを壊してしまうのは馬鹿げてる
・批判を恐れるな。同調圧力に勝て

また、最後に日本の過剰サービスにも言及しています。
ムダなところにかんぺきを求めて、ストレス抱えて働いているひと多いんじゃないでしょうか。
コンビニとかスーパーとかなんて典型的ですよね。

フランスとかいったらテキトウすぎて笑えてきます。

ぎゃくにお客さんであるわたしたちは、お店の人に過剰に期待しすぎだし、要求しすぎなんですよね。

それが分かるのがフランスふくめ海外生活のメリットでしょう。

とにかくこの本は超おすすめです!

2.日本が世界一「貧しい」国である件について おススメ度 ☆☆☆☆☆☆

1冊目から更にショッキングな題名ですね。

この本も@May_Romaこと谷本真由美さんが書かれたものです。

1冊目よりも更に細かく日本が「実は・・・」って点について言ってます。

はっきり言うと日本って物質的には西欧なんかより豊かなんですよ。

コンビニもスーパーもいたるところにあって、いろんな商品売ってて、いつでも開いてる。

店員さんも礼儀正しくロボットのように働いている。

でもそれがじっさいイイことなの?ってこの本を読むと思います。

フランスに行くと、日本よりもお店の数は少ないし、品揃えも少ないし、物はポンコツだったりします。(ぜんぶじゃないですよ)

でも、かれらはわたしたちより余裕があります。

心に余裕です。

なにか間違えても、なにかできなくても、日本のように「はいっ人生終了。」とはならないんです。

「失敗は経験となる。次に活かせる。」って考えます。

じっさい社会もそれを承認してます。

それが認められない日本ってじっさいどうなの?って話です。

著者の谷本さんもこう述べてます。

日本には物があふれいていますが、生活には「遊び」や「ゆとり」がないように見えます。「遊び」とは、少々のことも真剣に受け取らずに受け流すこと、笑いのセンスがあること、少々いい加減であること、失敗しても気にしないこと、人が間違っても許すことなどの「心の余裕」です。「ゆとり」とは、私的なことに費やす時間がある、生活のペースがゆっくりである、気持ちが穏やかである、などです。

わたしがフランス行って感じたことと一緒です。

谷本さんの本は留学行くのと同じくらい意味あるかもってくらい的確に語ってます。

フランス行けばほんとそうなんですよね。

定時退社のサラリーマンとか、若者たちの人生まだまだ余裕だぜ感とか。

日本だとサラリーマンは疲弊して(心の)余裕は皆無だし、若者は就職やら将来設計やら受験や部活ですごく追い詰められてますよね。

それが分かる1冊です。