【書評・2017年11月】7冊のおススメ本を紹介するよ

11月に読んだ本を紹介します。雑記です。

11月に読んだ本書評

1.遠野物語(無料) おススメ度☆☆☆☆

子ども外にでると、いなくなってしまうことが普通にあったことに驚きました。

座敷わらしは、女の子だけではなく男の子もいたってこと。

座敷わらしが去ったあとのその家の顛末が残酷すぎるってこと

文章が現代日本語と異なるので若干読みにくいってのが印象ですね。

ただ、柳田国男さんはすごい有名人なので読んでおいて損はないです。

2.増補版 チェ・ゲバラ伝 三好 徹 おススメ度☆☆☆☆☆☆

チェ・ゲバラについて書いた本です。

チェ・ゲバラってだれ?

簡単にいうと

・当時アメリカに支配されていたキューバを救った英雄
・搾取されている労働者を救おうと社会的格差や矛盾に立ち向かった人間
・自身はエリート家族に生まれたにも関わらず、ラテンアメリカの為に闘争し壮絶な最期を遂げた人間
・権力を握ってからも、質素な生活と人民と同じ労働をした
・ことばがかっこよすぎる
・ついでにイケメン(イケメンというと軽いので彼にはふさわしくないかもしれないが)

という空想の世界にいたかのような人です。

48ページ
かれが求めたものは、ひたすら行動であり、名誉も権力も眼中になかった。安逸や地位や金銭などはもちろんのこと、死の危険さえもかれは軽蔑した。

ググるといろいろでてくるので、今回はこの本で書かれていたことについてまとめます。

この本は彼の生まれから、最期の死までをていねいに描いています。

日本がいかに彼を含めたラテンアメリカと距離を置き、アメリカにペコペコしていたかが分かります。

2813ページ
余談になるが、現在でも、キューバは日本から農、工業の機械その他を買いたがっているが、日本はアメリカに義理立てして、キューバの欲しているものはほとんど何も売っていない。イギリスもフランスもカナダもどしどし売っているのに、日本は冷淡そのものである。

アメリカのキューバ支配のえぐさが分かります。

1164ページ
キューバにおける小農の八五パーセントは、小作料を払い、耕作している土地から追われる絶え間のない脅威の下で生活している。もっともよく耕された土地の半分以上が外国人の所有である。

1206ページ
アメリカ政府は完全にバチスタを支持していた。たとえば、キューバ政府が大統領の命令によって電信電話料を値上げすると、合衆国キューバ駐在大使は、バチスタに純金製の電話機を贈った。なぜならキューバ電信公社の資本のうち九〇パーセントがアメリカのものだったから、値上げ分の利益はそっくりアメリカをうるおすことになるからである。

1564ページ
外国資本、とりわけ合衆国資本の支配もまた徹底的だった。一九五三年度の合衆国商務省の報告によれば、電気工業の九割、鉄道の五割、粗糖工業の四割が米国資本の支配下にあり、アメリカ銀行のキューバ支店は、全銀行預金の四分の一の比率を占めていた。

また、芸者と寝た経験のあるアメリカ人に話したチェ・ゲバラのエピソードが出てきますが、
あいかわらず、「日本人女性はカンタンにヤれる」てハナシなんでイライラしました。
日本人女性舐められてるなぁ~。

3030ページ
このアメリカ人がどういう男たちであったかは不明であるが、日本に何度もきたことがあるらしく、食堂などで顔を合わせると、日本の事情について、しきりと講釈した。アメリカ人たちは、ゲイシャ・ガールについて、とりわけ熱心に語った。かれらはゲイシャ・ガールとの交渉を体験してきており、彼女たちは金さえ払えば誰とでも寝るというようなことを説明した。このアメリカ人の説明では、芸者は売春婦としか思われないであろう。チェやフェルナンデスもまたそのように解釈した。

やがて東京での日程を終えて西下したチェは、他の団員と共に、大阪で関西財界の接待をうけた。場所は北の新地にある料亭だった。そこでチェは、芸者を見た。彼女たちは、ヒゲづらのキューバ人たちに踊りをみせた。それはアメリカ人の語ったゲイシャとはまったく異なる印象をチェにあたえた。

オマル・フェルナンデス大尉は、あとにも先にもないそのときの体験をこう回想する。 「自分たちが見たゲイシャは、非常にモラルがあり、かつ格式があるように見えた。アメリカ人がいったこととは、まったく別な感じをうけた。チェも同じ想いをもったとみえ、そのあとでわたしにこういった。『見たかね。アメリカ人たちがいった説明とわれわれが見たのとは、ぜんぜん違うじゃないか』じじつ、そのとおりだった。パレ・ナシオナールで見るような踊りだったし、非常に美しかった。

これは歴史の勉強になりますし、アメリカ側に偏った日本人の歴史観には良い勉強材料だとわたしは思います。(上から目線)。

3:四つ話のクローバー 水野敬也 (プライム会員なら無料で読める!) おススメ度☆☆☆☆

アマゾンでめちゃめちゃ評価されてる1冊。

アマゾンプライム会員だと無料なんで読みました。

したいことをする。それを見つけるってのが良い!

284ページ
君が自分で決めたことを実行できないのは、意志が弱くて誘惑に負けてしまうからではない。君が、自分の願望をきちんと育てていないからだ。もし君が、心から望む一つの願望を大きく育てれば、他の誘惑(小さな願望)に負けることは無くなるだろう

好きなことなら飯食うことを忘れて没頭できるってことですね!

297ページ
絶対してはならないのは、自分の願望にウソをつくことだ。本当はそんなことを望んでいないのに、周りから言われたとか、誰かに期待されたとかで目標を立ててはならない。繰り返すが、生物は『したいことしかできない』のだ。結局のところ、本心が望んでないウソの願望は、他の小さな願望とぶつかりあって負けてしまうことになる

これ親の意向とか、学校や会社の指示でこうなっている人多いのではないでしょうか。わたしはそうです。
だから本当の自分の願望を思い出すことが大切です。

1人の時間はそういう時間だと思います。

304ページ
単に『痩せたい』と思っているだけでは『甘い物を食べたい』という願望に負けてしまうが、『痩せることで美しくなれば自分に自信が持てるし、人と会うのが楽しくなる。そうなれば、好きになった異性に振り向いてもらえたり、仕事も今まで以上にうまくいくかもしれない

358ページ
「大きな欲望で小さな欲望を従わせる」

良い例ですね。

4:闇経済の怪物たち グレービジネスでボロ儲けする人々 溝口 敦 おススメ度☆☆☆☆

自分の知らない世界を知るのはおもしろいですね。

この本では犯罪すれすれのところで稼いでいる人たちを紹介しています。

世の中が、善と悪だけでできているわけではないことを感じさせてくれます。

434ページ
詐欺というのは騙す目的があって騙す行為だと。つまり騙した側が内心騙そうという意識があったことを立証しなければ、詐欺罪は成立しない。

これっとかほんとなんでしょうか・・・・?きわどくて分かりません…。

人生の教訓となる(りそう)ことばのオンパレード

749ページ
株の世界で知られる歌がある。 「人の行く 裏に道あり 花の山 いずれを行くも 散らぬ間に行け」

これは勇気のいることですが、真理かもしれませんね。
人が先に行ってるということは、先に良いところを獲られてるってことですからね。
よほどその人より優秀でないと、良い思いはできません。

対して誰もいない道に行けば、思わぬ収穫があるかもしれません。

799ページ
痛感するのはデリヘルに限らず、なぜこうも風俗は儲かるのか、ということだ。悲しいまでに男の性欲やギャンブル欲に携わる仕事は儲かる。

これはいや~なことばです。なんか、儲かるのかよ・・・って一言です。

801ページ
男の欲望に仕える仕事を一段下のものとして見る見方があるが、欲望のあるところ強力な需要があり、有望なマーケットがあるということだ。

欲望に応えるっという意味では、そこから仕事を見いだすってことですね。

2081ページ
「人には好かれて、かつ恐れられろ」 「嫌われていることを恐れられていると錯覚してはならない」

これは仕事に限らず、人生全般に言えますね。

5:「Chikirinの日記」の育て方 ちきりん (プライム会員は電子版無料!)おススメ度☆☆☆☆☆

有名ブロガーちきりんさんの著書。

ちきりんさんのブログはこちら

やっぱりすごいなって一言です。感嘆。

自分の姿勢があります。

まず、ブログでいくら有名になろうと、それよりも自分の時間が欲しいっというスタンスを持ってるのがすごいです。
魂は奪われないみたいな。

またネットの強さも端的に述べています。

770ページ
著作を何冊も持っていることより、毎日何万人もが訪れてくれるサイトを持っているほうが、圧倒的に発信力は高いのです。

アクセス数を追っかけるより自分の道を貫くことの大切さも述べてます。

870ページ
流行りモノの後追いをして短期的なアクセスを増やすより、自分が最初におもしろいトピックを発信し、他の人がその後を追いかけてくれるほうが、サイトの価値も上ります。

1236ページ
大事なのは、その突発的なアクセス流入を、固定客に変換するための取り組みです。

1298ページ
こうした時代に重要になるのが「オンラインでもオフラインでも、同じように言動する」という一貫性です。

まだまだわたしのサイトは未熟ですが、自分なりのストーリーを持って書いていきたいです。

この本もオススメです!しかもアマゾンプライム会員なら月1の無料ダウンロードで読めます!

お得!

6:考えない練習 小池 龍之介 おススメ度☆☆☆☆☆

あの人がムカつく とか あーあ学校いきたくねぇとか会社いきたくないって人向けに書かれた本です。

読むとなるほど。ってなります。

①人の脳は厄介

人の脳は、どんどん嫌なことを考えてしまうようにできているそうです。
だからそういった脳の仕組みを理解しておかないとダメってことだそうです。

56ページ
情報処理装置は、自分の大好きな刺激を得るためなら私たちが苦しんでもお構いなく考え続ける、ヤクザな物体なのです。

106ページ
人は、落ち着いている時には、あまりあれこれと考えません。混乱している時ほど、考える量や時間が増えてしまいます。

179ページ
新たな刺激を心に与えるために、思考はネガティブな方向へと暴走してゆくようにプログラムされているのです。

②自分を客観視する大切さ

大切なときほど人は自分を客観的に見れなくなります。
それで肝心なときに失敗します。

それを上手に説明されていて勉強になります。

390ページ
あくまでも、ひとつの見方や意見として、いまこの「ムカつく!」が持ち上がってきているだけなのだなと自己認識することです。そしてそんな己の感情を見つめて、それをそのまま受け入れる。第三者の視点で切り離したうえで、肯定も否定もせず受け入れるという離れ業を使って、反射反応を起こしてしまうのを食い止めるのです。

419ページ
謝罪する必要がある時は、単に「申し訳ありません」「すみません」と言うのではなく、「もう繰り返さないようにします」と言うことです。  申し訳ないという気持ちは神妙な表情や声色であらわしながら、「次からはこういうやり方で、この順番で、失敗を繰り返さないよう気をつけます」と具体策を伝えます。

973ページ
そもそも、あがり症の方がなぜ人前で話すことに緊張し、苦痛が生じるかというと、自分が失敗することで、「ダメな人だと思われたらどうしよう、失敗してマイナスの評価を与えられたらどうしよう」という「慢」の煩悩ゆえの思考が先走っているからです。そこにいる人たちとの関係において、「自分で勝手に考えすぎて緊張している」のです。

③社交辞令では、ありがちな表現ではなくいくつかのパターンがあるとグッド。

社交辞令であっても、「ありがとうございます」だけじゃなくて、もうちょっと工夫するといいそうです。

たしかにここ変えるだけでぜんぜん相手に与える印象が違いますよね。

602ページ
時に、会社組織などでは、社交辞令的な感謝も必要とされるでしょう。それを頑固に拒否するのではなく、必要以上の社交辞令をしないということです。  保身のための言い訳、ごまかしのための謝罪と同じように、実感のともなわない感謝の連発や必要以上の褒め言葉を繰り返すことは避けたほうがいいでしょう。

606ページ
たとえば、人に何かをいただいたら、「ありがとうございました」と言ったり書いたりするのではなく、「○○を美味しくいただきました」とか「家族で嬉しくいただきました」とするなど、「ありがとう」という言葉を使わずに感謝の意を伝える工夫を凝らすと、先方にも気持ちが伝わりやすくなります。

④自分のしぐさや態度によって相手の態度が良くも悪くも変わる

999ページ
まずは一度やっている行為と思考を中断して、クリアな原点に戻ることが大事です。

1003ページ
自分の身体の動きすべてが常に人に見られていて、相手に微妙に影響を与えている、ということに自覚的であることが、まず心構えとして重要なことでしょう

1006ページ
ですから人と対面している時は、顔を緊張させるとか、シワを寄せるとか、目をきょろきょろさせるとか、しきりに身体を動かすことはしないほうが良いでしょう。

1013ページ
より厳密には、「『こちらが相手を見ている』ということを相手の目に見せてあげる」ということになります。

これはいつのまにかやってしまっている方多いのではないでしょうか。

緊張する相手・いやな相手と対面したときは、もそもそしたり、そわそわしたり、貧乏ゆすりしたりしてしまうことです。

緊張しているときこそ、自分に神経を集中させて、相手の眼を見て堂々と無でいることが大切です。

わたしも次から気をつけます。

7:となりの脅迫者 スーザン・フォワード おススメ度☆☆☆☆☆☆☆

コミュニケーション・パワハラ・セクハラ・いやなやつとの接触がある人はこれを読もう

これは本当に的を得てます。

会社でも学校でも部活でも塾でも予備校でも習い事でも家族・親戚関係でもすべてにおいて、人間関係は最大のネックになります。

正直一生それで悩むのが人間です。

この本は、そういったことに対処するための本です。

11ページ
人間関係の軋轢(あつれき)はコミュニケーションスタイルの違いよりも、一方がもう一方の犠牲のうえに自分の思いを通そうとすることから起きるものだ。そこにあるのは、単なる「伝達不十分」ではなく、力の闘いなのである。

「ブラックメール」と呼ばれる、人から自分に来る脅迫的なことば。それに対しいかに対処するかが書いてあります。

12ページ
エモーショナル・ブラックメールとは、身近な人物が、直接的・間接的に、自分の思いどおりにさせてくれなければあなたを罰すると脅すことで、私たちの心をあやつろうとするときに使う、強力な手段のことである。

17ページ
ブラックメールと闘うためにもっとも必要なのは、被害者意識に落ち込むのではなく、自分の人生に責任を持って問題を解決しようとする態度だろう。

親がブラックメールを送る張本人であることもあると言っています。

48ページ
ブラックメールを突きつけられると、本来なら一人前の大人であるはずの人が、子どものような反応をすることがある。しかも、そうさせる人物の多くがその人の親だというのは、別に驚くほどのことではない。

FOGという被害者が受ける感情についてもていねいに説明しています。

82ページ
ブラックメールは、私たちの思考力の真下に広がる「FOG(霧)」のなかで花開く。  プロローグで説明したように、ここで言う「FOG」とは、「恐怖心(Fear)」「義務感(Obligation)」「罪悪感(Guilt)」[すべてのブラックメール発信者が、その手法にかかわりなく、メール受信者のなかにかきたてようとする三つの情動(エモーション)]の頭文字を組み合わせたものである。「FOG」はそれに取り巻かれた人の思考力を狂わせ、激しい不快感を生じさせる。

職場で威圧的な態度をとる人がいる場合
彼氏が脅迫的である場合
親が自分をコントロールしてくる場合
部活動のチーム内でいじめられている場合

上の環境に該当するすべての人に読んでもらいたい1冊です。

正直救われます。

今回は以上です。

もっと生きやすく。

シェアしていただけるとうれしいです!