フランス万歳!!本より100倍おススメする税所さんの本

読んだ本リスト!

1:前へ!前へ!前へ! ―足立区の落ちこぼれが、バングラディシュでおこした奇跡 おススメ度☆☆☆☆

ひとことで

スゲー…

ってなります。

著者の税所さんがバングラデシュの教育格差をなくすために奮闘するすがたが描かれています。

バングラデシュの詳細はこちらからどうぞ。

日本人が外国で必ずぶち当たるだろう

右も左も分からないむちゃくちゃな状態を表現しています。

税所さんのような偉業をなし遂げる日本人はほとんどいません。

しかし外国に行ったときに

「まじやばい」

状態になったときの状態になるのは大小あれど日本人なら経験します。

フランス行くひとにも参考になるかと。

ごはんで腹壊すとか不安で押しつぶされそうになるとか。

誇張することも抑えることもなくありのままに書いてます。

だから共感できる。

まだ20そこらの日本人大学生が外国の社会システムを変える

すごい…としかいいようがない。

注目すべきところはかれの

こころの葛藤です。

日本でよくいわれる

「貧しいアジア・アフリカの人々を救いましょう」

という名のチャリティ活動。

カンボジアで日本からの援助で造られた井戸が使われなくなっていた現実を見た税所さん。

こう言っています。

57ページ
チャリティは、本当の意味で現地に役立っているのだろうか。

カンボジアの井戸を見て以来くすぶっていた僕の疑問は、さらに深まった。

チャリティとはなんだろうか。やり方が間違っているのだろうか。それとも、他の方法を考えるべきなのだろうか。

「チャリティと言っても、ただのマスターベーションじゃないのか……」

アジア最貧国バングラデシュでもっとも貧しい町とされるチリマリを訪れたときも

かれの頭には日本の常識を変える疑問が浮かんできます。

つぎのことばもわたしたち日本人の”貧しい外国”へのイメージに疑問を投げかけます。

68ページ
そこ(バングラデシュ最貧困の町チリマリ)には、僕たち日本人チームが期待していたような貧困はなかった。

僕たちの中では、”貧困”とは貧しくて困っていて、何かして挙げなければならない人たちのこと。

最貧と呼ばれるチリマリの人々の出会ったが

そこには”救いを求める人”がいなければ、”助けなければいけない人”もいなかった。

ただ、たくましい人の”営み”があるだけだ。

たしかに日本に比べれば、その生活様式は数十年遅れている。

でも、それがどうした。彼らにとってはそれが普通なのだから。

海外へのリスペクトも忘れない。

76ページ
海外での生活で大切なこと。それは、いかに日本を忘れて現地に入り込めるか。

日本の文系大学生の生活を思い出す。

80ページ
「日本に帰っちゃえよ」という声が頭に響く。

日本の居心地のいい大学に戻りたいなあ。

友達もいるし、漫画もあるし、飯もうまいし。

なんで、こんなにしんどい思いをしてグラミン(銀行)で働いているんだろう。

わたしもそうでした。

日本にいたときはラクだったなぁってフランスいたとき思いましたよ。

外国人であるわたしたちは現地のひとに支えてもらわなければ生きていけません。

日本よりも人と信頼関係を築くちからが必要です。

税所さんはその点が抜きん出ていたのでしょう。

2:グラミン銀行を知っていますか―貧困女性の開発と自立支援 おススメ度☆☆☆☆

税所さんが影響を受けた1冊。

2006年に出版された本なので少し古い。

それでもグラミン銀行がいかにバングラデシュの女性や貧しいひとたちを救ってきたかわかります。

官僚的と批判されるグラミン銀行ですがそれでも画期的な取り組みであることわかる。

経済的に自立することがなにより大切でその方法を知らないバングラデシュの女性たちのすがたが浮かび上がる。

日本人も彼女らより裕福だけれども似てます。

会社やめたい・いまやっていることをやめたいけど辞め方がわからない。

家族・恋人・友人・先輩・後輩・上司になに言われるかわからない。

だからやめられない。

不安しかない。

高校生も大学生も一緒です。

いい大学とされる大学に行く

大企業と呼ばれる企業に入る

それしか生きる方法を知らない

だから辞めたくても辞められないんです。

幸い日本はお金持ちの国で裕福なのでそれでも生活できる。

ただ幸せになるにはそれでは足りません。

そんなことをこの1冊を読んで思いました。

わたしたち日本人ももっとほかに生きる道を詮索してもいいのかと。

余裕がなくてももっと幸せになりたいならそれしか方法はない。

もう十分その環境ではがんばったのですから。

日本人はほんとうにがんばっていますよ。

フランスに行くとわかる。

国民が安い報酬(時間:給料&保障)でほぼかんぺきのものをつくる。

それが日本の強さ。

むしろがんばり方やがんばる場所をもっとこだわりましょう。

そうすればもっと日本は良くなるし日本人は幸せになります。

3:眠れる森の美女―シャルル・ペロー童話集―(新潮文庫) おススメ度☆

シャルル・ペローWikipediaはこちらから。

アカデミー・フランセーズ会員であったシャルル・ペローの作品です。

みなさんご存知のメルヘン童話がはいっています。

グリム童話よりも古いです。

シャルル・ペロー童話集・・・1691~1694年

グリム童話・・・1812年

各話の最後に教訓があります。

それが分かりやすい。

74ページ教訓

父から息子へと受け継がれる

豊かな遺産に恵まれる

利点がいかに大きいとしても

若者にとっては、ふつう、

そうやって受け継ぐ財産よりも

巧智や物事を為す技量のほうが

もっと価値があるのです。

上流層や成功したひとほどお金ではなく生き方を教えますよね。

結果こどもも成功する。

もともとお金とこころの余裕があるのに加えて成功の仕方も知っているわけですから。

貧しさって所得だけじゃないですからね。

お金のないひとにボンっ大金をあげてもその使いかたや自立の仕方までフォローしなければ

次の予防になりません。

お金の使いかた・お金に困らない生き方を知らないことも貧しさです。

私立学校も学費高いけどそういう意味で親はこどもを入学させます。

同級生もあるていどの家庭のこどもだからおたがいに成功する生き方を共有できる。

心のこもった言動には金銭よりも価値がある。

86ページ教訓

ダイヤモンドや金貨は

おおいに心動かします。

けれども、やさしい言葉には

それよりもっと力があり、もっと大きな価値があるのです。

ありきたりですが大切なこと。

ことばの力を語っています。

以上です。

もっと生きやすく

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