中堅メーカー(上場企業)を退職したので、一般企業に就職するメリット・デメリットを30個考えてみた




どもつなぎです。

先月末、新卒で入社した会社を退職しました。

改めて、フリーランスやら自営業と比べて、

一般企業に就職するメリット・デメリットを書きだしてみました。

※つなぎが働いていたのは、従業員500人~1000人程度の中堅機械メーカーです。

※他の業界や、従業員5000人以上の大手企業だと参考にならないかもしれません。

メリットは?

1:定年まで人生(40年間)が保証されている
2:毎月決まったお金(給料)がもらえる
3:1年に2回ボーナス(賞与)がもらえる
4:毎年給料がアップ(昇給)する
5:福利厚生がある(社宅・社員食堂・療養施設割引・医療品割引・スポーツ観戦チケット・株主制度)
6:社会保険料を会社が半分負担してくれる
7:年末の確定申告の手続きを会社がやってくれる
8:会社の厚生年金に加入できる
9:会社が入っている企業型の確定拠出年金に加入できる
10:会社(が加入している保険組合)の健康保険に加入できる
11:仕事で必要な資格を取得する時、会社から補助金が出る場合がある
12:クビになるor会社が倒産したりして、無職になっても失業保険が出る
13:会社を辞めると、退職金が出る。
14:退職後も自分の経歴になるので、転職時有利
15:とりあえず、日本国内であれば、〇〇会社の社員ということで、社会的信用を得られる
16:みんなと一緒という安心感が得られる
17:なんだかんだスキルが身に付く
18:早い段階で何千万・何億円規模の仕事ができる

デメリットは?

1:上司も部下も同僚も選べない
2:無理難題を押しつけられる
3:年功序列の世界なので、ぜったいに正しいことを言っても否定される
4:昭和脳のオジサンが多い
5:人事権・査定権のある人に忖度する必要がある
6:20代男性は、社内ヒエラルキー最底辺
7:仕事後の付き合い・休日の付き合いが面倒
8:諸費用がかかる(スーツ・ワイシャツ天気ネクタイ・ベルト・革靴・名刺入れ・財布・飲み会代・ゴルフ代・その他付き合い代)
9:ファッションの自由がない(髪型・髪染め・髭・服装)
10:営業マンは休みでも(会社支給)携帯電話に電話がかかってくる
11:人間関係が会社に限定される※特に総合職の男性
12:転勤がある

タイトル

メリット

1:定年まで人生(40年間)が保証されている

中堅企業であっても、簡単にはつぶれません。

だから、人生設計ができるんですよ。

今年度の収入はこれくらいで…。

来年度の収入はこれくらいで…。

〇〇歳までに〇〇したいな~とか、具体的なイメージもできます。

とにかく会社に出勤して、定時までいれば、

給料がもらえて、生きていけるので、

安心感があります。

精神衛生的にも、大きいです。

2:毎月決まったお金(給料)がもらえる

上記と似ているのですが、毎月決まったお金が入ってくるのは、精神衛生的に助かります。

いくら優秀な人でも、フリーランスになって、1~2か月で30万円稼げないと思うんですよ。

でも、会社に就職すれば、その月から20万~25万円の給料がでます。

フリーランスがわりとメジャーになってきた今でも

やはり20~30万/月稼ぐのは難しいです。

不景気の煽りを真っ先に受けるのも、フリーランスです。

会社であれば、不景気になっても、数か月は持ちこたえます。

毎月、決まった金額のお金が必ずもらえる、これは当然のことながら、大きなメリットです。

3:1年に2回ボーナス(賞与)がもらえる

正直、学生時代ボーナスのことが良く分かりませんでした。

まだ学生の方は、あんまりイメージがつかないかと思います。

正社員として会社で働くと、6月と12月にボーナスが出ます。

ボーナスの金額はだいたい2か月分の給料です。

・(例)毎月約20万円の給料→ボーナスは約40万円→6月分のボーナス(40万円)+12月分(40万円)=年間で80万円のボーナスがもらえる
・(例)毎月約30万円の給料→ボーナスは約60万円→6月分のボーナス(60万円)+12月分(60万円)=年間で120万円のボーナスがもらえる

下記のように、個人の成績に応じて、もらえる金額が変わります。

・1~6月の成績=6月のボーナスに反映される
・7~12月の成績=12月のボーナスに反映される

※1年目の新入社員の6月は、寸志(すんし)といって、5~10万円程度もらえます。
※1年目の6月に、寸志自体がない(ボーナス自体もらえない)会社もあります。

このボーナスのために、会社を辞めない人がいるくらい、

一般企業に勤めている人にとっては、重要なものです。

契約社員やアルバイトだと、ボーナスがありません。

当然、フリーランスや自営業にも、ボーナスはありません。

4:毎年給料がアップ(昇給)する

フリーランスや自営業だと、自動的に給料が上がることなんてありえないですよね。

一般企業に勤めていれば、本人の実力と関係なく、

毎年給料が上がっていきます。

入社して5年目くらいまでは、毎年4,000円~6,000円程度しか上がりませんが、

精神衛生上、とても助かりますよね。

ボーナスと同じように、この昇給(給料があがること)があるため、

会社を辞めない人もいます。

普通に考えたら、会社にいるだけで、給料が上がるってのが、

ありえないですよね。

自然に理に反しています。

でも、日本の一般企業だと、そこまで会社が社員の面倒を見てくれるということです。

5:福利厚生がある(社宅・社員食堂・療養施設割引・医療品割引・スポーツ観戦チケット・株主制度)

高校生・大学生だと、あまり意識しないのですが…

この福利厚生が、超重要です。

会社側も公表してないのですが、

福利厚生が、会社の経済力を示しているといっても過言ではありません。

福利厚生ってなに?って人は、ウイキペディアを参考にしてください。

福利厚生(ふくりこうせい、employee benefits)とは、

企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬である[1] 。

また多くの場合、企業の福利厚生の対象は従業員のみならず、その配偶者や家族、あるいはかつて従業員だった者にまで及ぶことがある。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/福利厚生

簡単に言えば、福利厚生とは、会社が従業員に対して与えるお金じゃないサービスですね。

たとえば、従業員専用の寮やマンションを用意したり、

一人暮らしの従業員には、会社が家賃の7割を負担してくれたり、

社員専用の食堂を作ったり、

会社が提携している施設の割引利用や、

医薬品購入の割引や、

スポーツ観戦チケットの提供や

自社株主制度の実施やら、なんでもアリです。

会社の義務ではないので、

会社の規模によって、差が出てきます。

当然、大きな会社の方が、福利厚生が充実しています。

フリーランスや自営業だと、福利厚生は”無し”に等しいので、

福利厚生というポイントだけ見ても、会社に就職するメリットは大いにあります。

6:社会保険料を会社が一部負担してくれる

社会保険とは、年金保険・雇用保険・医療保険・介護保険・労災保険一式のことを言います。

大学生から、会社員になると分かるのですが、

この社会保険ってばかになりません。

せっかく25万円稼いでも、5万円くらい社会保険で持ってかれます。

この社会保険料ですが、従業員と会社と国で分担して、支払っています。

そして、この会社が負担してくれている金額がばかになりません。

詳細は、ググれば情報があると思うので、ここには記載しませんが、

新入社員の場合、だいたい社会保険料のうち、

毎月数万円は会社が負担してくれています。

フリーランスや自営業者だと、この会社が負担してくれている分も、自分で払わなければなりません。

考えただけで、ゾッとしますよね。

ただでさえ、稼げるか分からないフリーランスや自営業で、

なおかつ、社会保険料も自分で支払わないといけないんです。

7:年末の確定申告の手続きを会社がやってくれる

毎年11月ごろから、有名ブロガーが、確定申告タイヘン!ってブログ記事にしてますよね。

フリーランスや自営業の方は、自分自身で、税務署に確定申告をしなければなりません。

税理士などプロに任せると、何十万もかかります。

けっこうな負担ですよね。

会社に勤めていれば、会社の中の総務部や経理部が、一括で手続きをしてくれます。

社内で、源泉徴収調査の書類など提出しなければなりませんが、

分からないことがあれば、総務部や経理部の担当者に聞くことができます。

総務部や経理部の担当者は、毎年、確定申告の手続きをやっているので、

慣れてます。安心も安心です。

8:会社の厚生年金に加入できる

年金には、厚生年金と国民年金があります。

厚生年金は会社に勤めている人が加入できます。

国民年金はそれ以外の人が加入します。

フリーランスや自営業の方は、国民年金に加入しています。

厚生年金と国民年金ってなにか違うの?っと思う方もいらっしゃると思います。

だいぶ違います。

厚生年金の方が、国民年金よりも、定年退職後にもらえる金額が多いです。

それに、厚生年金は、会社が毎月支払う費用を一部負担してくれます。

いかに日本社会において、サラリーマンが守られているか分かりますね。

9:会社が入っている企業型の確定拠出年金に加入できる

確定拠出年金とは、簡単にいうと、年金とは別に、定年退職後にもらえるお金です。

就職してから、毎月一定のお金を掛けて(支払って)、掛け金を貯めていき、

定年退職後に、利益額と合わせて、受け取ることができます。

定年退職までは、受け取ることができません。

これからの時代、年金だけでは生活できないので、

確定拠出年金という制度がピックアップされるようになりました。

この確定拠出年金の毎月の費用ですが、

一般企業のサラリーマンだと、会社が代わりに払ってくれます。

だから、自分で給料から、支払う必要がありません。

フリーランスや自営業者だと、もちろん全額自己負担です…。

これは、大きな差ですよね。

サラリーマンであれば、会社を定年退職した後、

厚生年金が出て、確定拠出年金ももらえる…。

老後も安心して生活できる可能性が非常に高いです。

10:会社(が加入している保険組合)の健康保険に加入できる

健康保険には、健康保険と国民健康保険の2種類があります。

細かいことは複雑なので、すごーくシンプルに書くと、
下記のようになります。

・健康保険→サラリーマンの保険。会社が加入している保険組合の保険。
・国民健康保険→フリーランスや自営業の方の保険。市町村の保険。

日本では、国民皆健康保険制度といって、

日本の在住するすべての人(外国人は1年以上、日本にいる場合)に、なんらかの健康保険に加入することが義務付けられています。

下のマップは、 どの国が健康保険に入っているか、示したものです。

ウィキペディアから拾ってきました。

緑色で塗られた国が、90%以上の誕生時の加入と90%以上の社会保険適用

画像・文章引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/医療保険

90%以上の国民が、健康保険に加入している国は、思ったよりも少ないんです。

この時点で、日本人はかなり恵まれてます。

でも、サラリーマンはこの健康保険の費用を

会社が半分負担してくれるんです。

フリーランスや自営業の方(=国民健康保険)だと、すべて自己負担になってしまいます。

一人暮らしの男性だと、健康保険料は月々20,000円かかります。

サラリーマンだと、その半分の10,000円を会社が負担してくれます。

年間だと、10,000円×12か月=120,000円、サラリーマンの方が得をしています。

サラリーマンが、日本社会で、いかに守られているか分かりますね。

11:仕事で必要な資格を取得する時、会社から補助金が出る場合がある

今は、どこの会社でも、自己啓発活動といって、

仕事とは別に、資格を取ったり、独自に勉強をする制度があります。

TOEICやITパスポート試験や簿記などが有名ですね。

他にも、その業界で必要な資格を取るよう会社から指示があって、勉強することがあります。

ただ、この資格勉強、お金がかかります。

テキスト代やセミナー代、受験料などバカになりません。

試験会場までの交通費も含めて、結局20,000円~50,000円払うこともザラです。

フリーランスや自営業だと、100%自己負担ですよね。

しかし、サラリーマンだと、「資格勉強も仕事のうち」ということで、

会社から補助金が出ます。(場合によっては全額会社負担)

12:クビになるor会社が倒産したりして、無職になっても失業保険が出る

いくら会社が安定していても、会社の都合でクビになったり、

会社自体がつぶれてしまって、無職になることがあります。

しかし、それでも、サラリーマンは恵まれています。

会社を辞めた後、失業保険が出るからです。

フリーランスや自営業の方が、収入がゼロの状態になって廃業しても、

基本的に自己責任の世界なので、失業保険は出ません。

(再就職手当など他の手当は可能性あり)

書いてて、サラリーマンの守られ方が異常でびっくりしました。

さすが、戦後世界第2位の経済力まで日本を押し上げた原動力ですね。

これだけ、生活が保障されていれば、サラリーマンも悪くないです。

13:会社を辞めると、退職金が出る。

退職金とは、会社を辞めた時に、会社からもらえるお金です。

定年退職したときにもらえるイメージがありますが、

新入社員だろうと、2年目だろうと、退職金は出ます。

ただ、法律で決まっているわけではないので、

退職金のない会社もあります。

大企業の方が、資金に余裕があるので、たくさんもらえるようです。

退職金の計算式は、会社によって違います。

私の場合、

4年制大学を卒業後、3年働く→退職金は、約250,000円~300,000円

4年制大学を卒業後、6年働く→退職金は、約400,000円~450,000円

という感じでした。

参考にしてください。

14:退職後も自分の経歴になるので、転職時有利

会社を退職しても、その会社で働いていたことは、経歴として残ります。

大学→一般企業に就職するときは、大学名が重要ですが、

一般企業→一般企業or役所に転職するときは、会社名と会社での実績が重要になります。

なんにもスキルがない人でも、

「〇〇会社で、2年間、営業として働いてました!」というと、転職時有利です。

というか、サラリーマンとして働けば、

どんなに仕事ができなくても、経歴に穴があきません。

日本社会では、経歴に穴があくというのが、けっこうなマイナス評価なので、

「個人で毎月数十万稼いでます」というスーパーマンでもない限り、

サラリーマンになっておいた方が、無難ですね。

15:とりあえず、日本国内であれば、〇〇会社の社員ということで、社会的信用を得られる

サラリーマンであれば、とりあえず〇〇会社に勤めているということで、

最低限の信用を得られます。

日本では、「働いてない」というのは、認められていません。

というのも、憲法で働くことを義務づけられているからです。

ここで、ウィキペディアさんに登場してもらいましょう。

国民の三大義務(こくみんのさんだいぎむ)とは、

日本国憲法に定められた「教育の義務(26条2項)」「勤労の義務(27条1項)」「納税の義務(30条)」の

日本国民の三つの義務を指す[1][2][3]。

引用元:『ウィキペディア(Wikipedia)』

一般企業に勤めているサラリーマンであれば、

三大義務のうち、「勤労の義務」「納税の義務」は

果たしているとみなされます。

だから、信用されやすいのです。

実際、家を購入するとき、クレジットカードを作るとき、

はたまた、結婚するとき・・・・・

サラリーマンは強いです。

フリーランスや自営業者は、売上で勝負するしかありません。

社会的信用では、一般企業に勝てないからです。

虎の威を借りる狐になってはいけませんが、

会社の名前が、自分を守ってくれるということです。

お金にはならないので、目には見えませんが、

社会的信用が欲しい場合は、サラリーマンはおすすめです。

16:みんなと一緒という安心感が得られる

フリーランスや自営業者だと、一人で事業をするか、多くても数人で仕事をします。

しかし、一般企業だと、多いところで、数万人、少ないところでも、数十人の社員と、毎日顔を合わせます。

そして、みんな同じ〇〇会社という1つの船に乗っています。

なんだか、安心感があるんですよね。

とにかく、一人じゃないっていうのが、安心するんです。

フリーランスや自営業者だと、1日誰とも顔を合わせないという日もあるかと思いますが、

一般企業に勤めているサラリーマンは、まずそんなことはありません。

17:なんだかんだスキルが身に付く

会社にいれば、毎年おなじことをやっていることに気づきます。

そして、少しずつですが、スキルが身に付きます。

どんなに運動音痴でも毎日トレーニングしていれば、

それっぽいことができるのと同じです。

サラリーマンは、スキルが身に付かないと思う方もいると思います。

しかし、わたしは逆です。

サラリーマンこそ、安心して自分の技を磨くことができます。

だって、明日の売り上げの心配をしなくていいんですよ。

会社だって、突然来月なくなりますってことはまずありえません。

だから、安心して、自分の専門スキルを伸ばすことができるのです。

スポーツ選手が、大企業に所属して、研鑽を積んでいる理由がこれですね。

当たり前なことですが、会社はめったなことではつぶれません。

経営が危なくなったら、日本政府が守ってくれます。

会社がつぶれたら、日本全体に悪影響が出るから、日本政府も一般企業を守ろうと必死なんです。

だから、なにかスキルを身につけたい人は、一般企業に就職してサラリーマンになるのもいいと思います。

18:早い段階で何千万・何億円規模の仕事ができる

人生の中で、何千万円の仕事ってやったことありますでしょうか。

大学のサークル活動で、合宿をやっても、せいぜい100~200万円ぐらいの予算です。

会社に入って、仕事をすると、平気で、何千万円・何億円の仕事に関わることになります。

それも大企業でなく、中堅企業や社員10人程度の零細企業であっても、

何千万円・何億円の仕事の担当者になります。

1年目の新人に任せるということはありませんが、

2年目・3年目だと、もう一回やったよね?知ってるよね?的な感じで、任せられます。

※小さな会社ほど、従業員に余裕がないので、2年目から、何千万円・何億円の仕事を振られます。

フリーランスや自営業者だと、事業を始めて、1年目・2年目で、

何千万・何億円の仕事っていうのは、なかなかないのではないでしょうか。

会社に入れば、会社の名前・ブランド・実績を利用して、

大きな仕事ができます。

デメリット

以上サラリーマンのメリットを書いてきましたが、

もちろんデメリットもあります。

簡単にいうと、サラリーマンは、日本社会で守られていて、安心・安定しているから、

みんな死に物狂いで辞めないようにしている、ということです。

自分の居場所を他の人に奪われないように、同僚を見張っています。

一般企業に勤めるサラリーマンとは、椅子取りゲームを40年間プレイしているようなものです。

1:上司も部下も同僚も選べない

どこの会社に行っても、残念ながら、上司と先輩が選べません。

上司や先輩どころか、同じ案件を担当する他の部署・グループの同僚も選べません。

また5年も経てば、後輩や部下ができますが、

後輩や部下も選べません。

人事権は、部長や役員にしかないので、

基本的に、誰が、自分と仕事をするのか、サラリーマンだと決めることができません。

人生最大のガチャガチャですね。

2020年現在、まだまだバブル時代に入社した人が結構残っていて、

彼らの中には、部下に対して、むちゃくちゃなことを言ってくる人が多いです。

また、なまじ権力がある分、そこらへんの不良の中学生よりもたちが悪いです。

2:無理難題を押しつけられる

会社に入ると、課長が振り分けた業務を担当することになります。

1年目・2年目だと、比較的易しい業務を担当すると思いますが、

ときどき無理難題を押し付けられることがあります。

というのも、したっぱであればあるほど、失敗してもキズが浅いからです。

係長や課長が失敗するのと、1年目・2年目が失敗するのとでは、

社内の見方が違います。

お客さんからのむちゃくちゃなオーダーや、面倒なことを、

あえて、1年目・2年目に振って、逃げるという戦法をとる上司もいます。

後、単純に、スキルも経験もないのに、レベルに見合わない仕事を振られるケースもあります。

会社に長くいればいるほど、若い世代が、1年目なのか、3年目なのか分からなくなるそうです。

だから、1年目の新人に、3年目のレベルの仕事を与えてしまったり、

3年目の部下に、6年目・7年目レベルの仕事を与えてしまうことがあります。

3:年功序列の世界なので、ぜったいに正しいことを言っても否定される

大企業であればあるほど、

歴史のある企業であればあるほど、年功序列です。

昔からいる社員は、「俺たちが若いころ頑張ったから、今会社があり、お前たちは今こうして食っていけているんだ。」と思ってます。

終身雇用が崩壊したといわれても、そんなこと、年配者の多くは納得できていないのが現実です。

私の会社の上の人達は、納得してませんでした。

年功序列の世界では、若い世代が何を言っても、あまり評価されません。

基本的に、発言権がないと思ってください。

発言できるようになるのは、基本的に

自分の部署・グループ内=50歳から、

自分の部門内=60歳から、

社内=65歳から

くらいに思っておくべきです。

また、派閥や系列が異なると、まったく意見が通らないということもあります。

私のいた会社では、部長が、

「20代・30代は、黙って上の言うことを聞いて、頷いていればいい」

と言っていました。

大学生からサラリーマンになるときに、1番苦しむポイントですね。

4:昭和脳のおじさんが多い

学生から会社に入ると、まずおじさんの人数にびっくりします。

明らかに、社内の人口ピラミッドがおかしいんですよ。

若者どこいっちゃったんだって感じ。

私のいた会社は、機械メーカだったので、

女性も少なくて、地球上から、女性がいなくなったの?って錯覚するくらいでした。

そして、そのおじさん達ですが、彼らは課長・部長・役員になっています。

そして、発言力・人事権・人脈を持っています。

結局、人数も多く、発言力もあるおじさん達を中心に会社は回っていきます。

そして、意外かと思われますが、

そんなおじさん達は、社内の飲み仲間とゴルフ仲間の中で生きています。

世の中が変化しても、30年~40年は変化しない世界に生きています。

今から、30~40年前といえば・・・そう”昭和時代”です。

おじさん達は、

『インスタグラムが当たり前』、『電話なんか使わない』、『テレビなんか見ない』、

『お酒なんか飲まない』、『車なんて別に要らない』という今の10代・20代の若者たちとは、

まったく異なる価値観を持っています。

彼らとコミュニケーションをとることが結構大変です。

5:人事権・査定権のある人に忖度する必要がある

会社に入ると、6月のボーナス・12月のボーナス・2月の人事異動で、

人事権・査定権のある人=部長や役員に、どれだけ忖度したか、

試されます。

仕事ができる人ではなくて、残念ながら、権力のある人にどれだけ気に入られるかが、

昇進昇格・ボーナスアップにひびきます。

よって、多少なりとも”忖度(そんたく)”しなくてはなりません。

これは、人によっては、大きなストレスになると思います。

6:20代男性は、社内ヒエラルキー最底辺

まだ、あなたが、高校生・大学生であるならば、

そして、男性であるならば、お伝えしたいことがあります。

一般企業において、20代男性は、ヒエラルキー最底辺です。

基本的に、年功序列で、若ければ若いほど、社内では発言権がありません。

しかしながら、昨今のセクハラ問題が話題になったり、男女平等という名のもと、

比較的、20代女性の意見は、聞いてもらえます。

理由はいくつかあるのですが、

まず、上司がセクハラで訴えられるのが怖いということ、

若い女性ということで、言い方は悪いですが、無条件に弱者扱いしてもらえることが挙げられます。

※個人的には、男女平等というからには、20代男性にも20代女性と同じように接してもらいたいです。

※男性の上司が、部下の若い女性を甘やかしすぎて、逆に部下の若い男性を差別してね?と思うことが多いです。

とにかく、あなたが、男性でまだ学生であるならば、

会社に入って、1番下であるうちは、理不尽なことが多いことを覚悟しておいてください。

7:仕事後の付き合い(飲み会)・休日の付き合い(遊び)が面倒

とにかく、飲み会と休日の誘いが面倒ですね。

今の時代だと、上司もお金に余裕がありません。

また、経費削減の影響で、飲み会を会社の経費で精算できません。

よって、1年目・2年目の新人くんであっても、

飲み会の参加費を1000円~2000円払わなければなりません。

誰得?っと思いますよね。

また、上司・先輩によっては、休日に遊びに誘ってくることもあります。

断りたくても、断りずらいです。

そして、交通費や参加費は自腹です。

私の場合、高校までサッカーをやっていたので、

先輩から、フットサルに呼ばれることがありました。

何度もやんわり断って、行きたくないオーラを出しても、

誘われるので、正直辛かったです。

仕事と、プライベートは正直分けたいですよね。

この部分に関しては、部署・グループごとにぜんぜん違うので、

入社してみないと分かりません。

8:諸費用がかかる

サラリーマンって意外とお金がかかります。

まず、身の回り品。

スーツ上下 35,000円×2着=75,000円
ワイシャツ 5,000円×5枚=25,000円
ネクタイ 2,000円×2つ=4,000円
ベルト 1,000円×2つ=2,000円
革靴 6,000円×3足=18,000円
名刺入れ 7,000円×1つ=7,000円
財布 10,000円×1つ=12,000円
ビジネスバッグ 30,000円×1つ=30,000円

計:83,000円

これに、毎週飲み会があれば飲み会代 5,000円×4週=20,000円

他にゴルフがあればゴルフ代。休日の付き合いがあれば付き合い代。

ぶぎゃーーーーってなりますね。

いやいや、そんな金飛ぶのかよ!って感じです。

就職活動で何十万も使い、卒業旅行に行き、お金がなく、

奨学金という借金を背負った若者には厳しいですね。

9:ファッションの自由がない(髪型・髪染め・髭・服装)

大学では、髪を赤く染め、ひげを生やし、スラックスに短パンでもよかったと思います。

しかし、サラリーマンになると、基本スーツです。

工場で仕事をする人は、作業着です。

営業マンじゃなくても社外の人と接する機会は結構あります。

よって、会社である程度は決まった見た目にしなければなりません。

私の場合、歴史の長い(100年以上続いている)機械メーカに就職したので、

非常にまじめな見た目にしておりました。

フリーランスや自営業者だと、自己責任の範囲内で、

自由なファッションを楽しめるかと思います。

10:営業マンは休みでも(会社支給)携帯電話に電話がかかってくる

営業マンは、会社から携帯電話が支給されます。

そして、お客さんや上司から、休日でも電話がかかってきます。

最近は、働き方改革があったり、世の中全体が、プライベート重視の傾向があるため、

休日に携帯電話が鳴ることは減りました。(といっても、つなぎも最近2017年4月以降しか知りません)

でも、万が一電話がかかってくるっというのと、

携帯電話自体持っていないから、電話がかかってこないというのでは、

気持ち的にだいぶ違います。

彼女とデートしているときに、仕事の電話がかかってきたらどうしますか?

家族と一家団欒しているときに、仕事の電話がかかってきたらどうしますか?

けっこうウっとなりますよ。

11:人間関係が会社に限定される※特に総合職の男性

社会人になると、出会いが減るとよく言いますよね。

それは、接する人間が制限されるからです。

サラリーマンは、会社の決めたやり方に沿って、仕事をします。

接する人間もおのずと限られてきます。

大学生のときのように、バイトやって、サークルやって、ゼミやって、ボランティア活動やって・・・・と

色んな集団に属することが減ります。

仕事をしている時間が長くなるので、

人間関係が、おのずと会社だけになってしまいます。

特に総合職の男性は要注意です。

まわりが見えなくなります。

自分のいる会社=世の中になってしまうのです。

非常に危険な状況です。

フリーランスや自営業者だと、サラリーマンよりも広い世界を見れるのではないでしょうか。

※フリーランスや自営業者は、その自由さゆえ、すべてが自己責任というハイリスクな状態ですが…。

12:転勤がある

有名ブロガーのイケハヤさんが良く言ってますね。

サラリーマンが、会社の都合で、転勤があり、超デメリットだと。

私も個人的には、転勤反対派です。

いや、上司や会社が、個人の都合に配慮して、

子供が小学校に上がるまでは、転勤させないとか。

親の介護をしなければならないので、転勤させないとか。

は分かります。

ただ、まだまだ会社の都合で、残酷な転勤があるのが、日本の一般企業の現状です。

フリーランスや自営業者だと、自分の責任の範囲内で(何回この言葉使うんだ)、

転勤はありません。

以上です。

いかがでしたでしょうか。

書く前は、サラリーマンなんて、くそやろう!っと思ってたのですが、

書いてみたら、思ったよりもメリットが多かったのでびっくりしました。

まだ、大学生・高校生の皆様に参考して頂ければ幸いです。

もっと生きやすく。

画像引用元:Photo by takahiro taguchi on Unsplash

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