【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ5:新規ポンプ工場検査




前回の続きになります。

【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ4:既設ポンプ撤去工事

■本記事の内容

ステップ5:新規ポンプ工場検査

以下の疑問に答えます。

・工場検査って何?
・営業マンは工場検査に関係あるの?

この記事を読むと・・・

・メーカーの工場検査の初歩が分かる。
・営業マンが工場検査のときに何をしているか分かる。

工場検査とは、文字通り、発注者が製作工場で行う検査です。

実際に、発注者が工場に来て、製作されたポンプが、

基準値を超えているか、指定の材質を使用しているかを確認することです。

よく「工場立会検査」とも呼びます。

この工場検査を合格しないと、ポンプを工場から出荷できません。

また、ポンプを一から作り直すことは、納期的にもコスト的にも、

不可能なので、検査は絶対合格しなければなりません。

結論から言うと、

営業マンは工場検査でも、

業務全体を助けることになります。

もちろん、工場検査当日も出席します。

1. 検査日前にやること

1.1 書類検査だけなのか、それとも立会検査を実施するのか、確認する

1.2 自社工場の生産管理部と検査日の調整する

1.3 検査担当者や設計担当者に検査出席の依頼する

1.4 検査要領書の作成と提出
 ①. 新しいポンプの何を検査するのか
 ②. 当日のスケジュール
 ③. 工場までの案内図

1.1 書類検査だけなのか、それとも立会検査を実施するのか、確認する

まず、大前提として、工場検査には2パターンあります。

①・・・書類検査だけでよいのか。(書類検査だけ)

それとも、②・・・発注者自身が工場に来て、ポンプを見て検査するのか(立会検査)

①のパターンの場合、発注者は、工場に行く必要がないので、

メーカーの検査担当者が、代理で検査し、そのポンプ検査報告書を

発注者に提出し、承認をもらえばOKです。

②のパターンの場合、発注者に直接、工場に来てもらう必要があるので、

とても大変です。

社内と発注者の日程の調整をしなければなりません。

※以下の手順は、②のパターンの場合です。

1.2 自社工場の生産管理部と検査日の調整する

工場では、何千ものポンプを製作しています。

とうぜん、スペースにも限りがあります。

発注者が立会検査をするとなった場合、

工場の生産管理部と検査日の調整をしなければなりません。

発注者に、いつでも来てくださいとは言えません。

工場検査の2~3か月前から、検査日を決定し、仮押さえしておきます。

1.3 検査担当者や設計担当者に検査出席の依頼する

検査当日は、自社の検査担当者とポンプを実際に設計した設計担当者に、

説明してもらいます。

なので、「〇〇月〇〇日に、発注者が来て、工場検査するから、出席お願いします。」

と連絡しておきます。

発注者は、ふだんから接している営業マンや

現場代理人や技術者(主任技術者or監理技術者)ではなく、

せっかくなら、ふだん会えない検査担当者や設計担当者と話したがっています。

1.4 検査要領書の作成と提出

5.第1回設計打合せのセッティングで、

決めた内容をもとに、検査担当者が、検査要領書を作成し、

営業マンが発注者に説明します。

ほんとうは、検査担当者もしくは設計担当者が、直接、発注者に説明すべきなのですが、

彼らは、ふだん工場にいるので、なかなか発注者のところに行けません。

そこで、発注者の近くにいる、営業マンが説明することがほとんどです。

検査要領書の内容は、下記のとおりです。

 ①. 新しいポンプの何を検査するのか

・ポンプの材質は、指定の材質か?
・ポンプの寸法は、基準値内か?
・ポンプの性能は、基準の値を超えているか?(振動や絶縁抵抗などを確認します)
・ポンプの備品の数は、あっているか?

 ②. 当日のスケジュール

 ③. 工場までの案内図
※発注者は、初めて工場に来ることが多いので、マップを付けたりして、

工場まで迷わない様に、工夫します。

2. 検査日当日にやること

営業マンは、検査日当日も出席します。

営業マンが、発注者と一緒に、工場に向かうこともありますが、

最近は、官製談合の疑いをかけられてしまうため、

発注者側が拒否する場合がほとんどです。

 2.1 発注者のアテンド

 2.2 検査の司会進行

 2.3 検査時の写真撮影

 2.4 検査議事録の作成⇒発注者の署名をもらう。

2.1 発注者のアテンド

工場は、とても広いです。

よって、「2号館の玄関前」待ち合わせという風に、

予め場所を決めて待ち合わせます。

そこからは、営業マンが、発注者につねに同行し、案内をします。

工場の中は、危険な場所もたくさんあるので、

安全性を考慮するため、営業マンが付きっ切りという事情もあります。

2.2 検査の司会進行

検査当日は、営業マンが、

司会進行をします。

というのも、入札前から今までの経緯をすべて知っており、

検査参加者の顔をすべて知っているのは、営業マンだけだからです。

司会進行と言っても、難しいことはしません。

実際は、当日のタイムキーパー・段取り程度です。

2.3 検査時の写真撮影

検査中の写真は、

最後の完成検査で必要になります。

証拠写真ですね。

検査中は、発注者は製品の確認をし、検査担当者と設計担当者は、説明をしています。

とても忙しいです。

そこで、営業マンが、写真を撮影します。

大企業の工場検査だと、写真撮影係の人が一人付くことがあります。

中小企業の工場検査、もしくは人手不足の時、営業マンが写真撮影をします。

2.4 検査議事録の作成⇒発注者の署名をもらう。

一番大事なことです。

営業マンは、検査当日のまとめ(議事録)を作成します。

難しいことは記入しません。

下記6点を記入し、発注者から署名をもらうだけです。

・検査日時、場所
・出席者
・検査項目
・指摘事項
・検査結果(合格or不合格)
・その他

3. 検査日以降やること

検査が終われば、営業マンの仕事はひと段落です。

 3.1 ポンプ検査報告書の作成⇒発注者の承認をもらう。

 3.2 ポンプ据付工事のスケジュール調整

3.1 ポンプ検査報告書の作成⇒発注者の承認をもらう。

検査担当者が、工場立会検査をもとに、ポンプ検査報告書を作成します。

営業マンは、そのポンプ検査報告書を確認し、

発注者に提出し、承認をもらいます。

※工事完了後の完成検査のときに、このポンプ検査報告書が必要になります。

3.2 ポンプ据付工事のスケジュール調整

検査に合格したポンプの出荷日を決めなければなりません。

その為、ポンプ据付工事のスケジュール調整をが必要になってきます。

工事現場の下請け会社の都合、工場の出荷の都合、

発注者への事前連絡、工期の関係があるので、

営業マンが現場代理人と協力して、スケジュール調整をします。

次は、

『2-7. ステップ6:新規ポンプ据付工事』になります。

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