【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ6:新規ポンプ据付工事




前回の続きになります。

【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ5:新規ポンプ工場検査

■本記事の内容

ステップ6:新規ポンプ据付工事

以下の疑問に答えます。

・新しいポンプをポンプ場に据付けるとき、どんなことをやるの?
・営業マンは工場検査に関係あるの?

この記事を読むと・・・

・ポンプメーカーのポンプ据付工事の基本が分かる。
・営業マンがポンプ据付工事のときに何をしているか分かる。

工場検査で合格をもらった新しいポンプを

工事現場に設置します。

基本的には、既設ポンプ撤去工事と同じことをやります。

結論から言うと、

営業マンは、現場代理人と技術者のフォローにまわります。

据付工事の時期は、12月~3月で人手不足になるので、

営業マンも、工事現場に頻繁に顔を出し、現場代理人の施工管理をフォローします。

1 .据付工事開始前にやること

基本的には、今までやってきたことと変わりありません。

やることは、据付工事のスケジュール調整と工事現場に掲示物を貼ることです。

 1.1 ポンプ据付工事のスケジュール調整⇒【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ5:新規ポンプ工場検査 3.2 ポンプ据付工事のスケジュール調整を参考にしてください。

 1.2 掲示物を貼る⇒【新卒向け】ポンプメーカー営業の仕事内容とは?ステップ4:既設ポンプ撤去工事 1.4 工事現場に掲示物を貼る を参考にしてください。

    ①建設業許可票

    ②施工体系図

    ③建退協に加入

    ④資格一覧表

    ⑤緊急時連絡体制表(施工計画書に入れたものと同じ表)

2. 据付工事中(施工中)にやること

基本的には、ステップ4:既設ポンプ撤去工事と変わりありません。

2.1~2.6までは、上記リンク先を参考にしてください。

2.7~2.9の項目について紹介します。

 2.1 KYミーティングの実施

 2.2 新規入場者教育の実施

 2.3 安全教育訓練の実施

 2.4 工程の管理

 2.5 運搬車両や重機の点検証明書(写)を入手する

 2.6 発生した産業廃棄物の処理

 2.7 発注者に出来形確認してもらう

 2.8 水平度調整

 2.9 芯だし調整(=シャフトアライメント・カップリングアライメント)

 2.10 ポンプの現地試運転

2.7 発注者に出来形確認してもらう

実際に工事現場に運ばれたポンプやその備品などが、

発注内容と合っているか、確認しなければなりません。

税金でやっている工事なので、

発注者(国・都道府県・区市町村)の担当者が、工事現場に来て、

一個一個確認します。

また、ポンプを据付けてしまうと、ポンプの内側が見えなくなってしまいます。

そのため、ポンプ据付け前に、ポンプの内側や、その備品の内側を、

発注者が確認します。

これを、出来形確認と言います。

出来形(できがた)とは、工事の目的物のできあがった部分、工事施工が完了した部分

のことである。「出来形部分」と呼ばれることもある。

工事現場に搬入した工事材料を含めていうこともある。

施工済みの箇所が設計図に示す形状寸法に対して適格かどうかを検査することを

「出来形検査」という。

引用元:建設・設備求人データベース

2.8 水平度調整

ポンプの基礎(=ポンプベースと言います。)が水平に設置されているか、

専用の測定機器を使って確認します。

ポンプが水平に設置されるまで、何回も調整をするので、

この水平度の調整だけで2~3日かかることもあります。

2.9 芯だし調整(=シャフトアライメント・カップリングアライメント)

ポンプは、モータにつないで、動かします。

そのポンプとモータをつなぐ部分をカップリング(=つなぎ)と言います。

このつなぎの部分を調整するのが、心出し調整です。

心出し調整は、シャフトアライメントやカップリングアライメントとも言います。

少しでも心出しだずれていると、ポンプとモータの故障の原因になります。

よって、この心出し調整は、丁寧に行わなければなりません。

0.01㎜~0.05㎜レベルで、調整するので、

慎重に調整します。

大きなポンプの据付工事だと、

この心出し調整に、3~4日かけることもあります。

2.10 ポンプの現地試運転

ポンプを据付終われば、いざ試運転です。

※工事現場では、電気が通ってなかったりしますので、

事前に、電力会社(東京電力・北陸電力など…)に申請をし、

電力会社職員に来てもらって、電気を使えるようにしておきます。

ポンプの試運転では、

騒音・振動・温度・回転軸のずれ・ポンプの送水量の確認をします。

起動してから、10分・20分・30分・・・・と、3~4時間運転し記録をとります。

発注者にも、同席してもらい、

ポンプの運転に異常がないことを発注者自身に確認してもらいます。

3. 据付工事終了後にやること

無事に据付工事が終われば、現場の後片付けと書類整理が残っています。

 3.1  現場の片付け

 3.2  発注者へ工事終了の連絡

 3.3  書類の整理

3.1  現場の片付け

『2-8. ステップ7:工事完成検査』のときに、

工事現場の確認がありますので、

綺麗に後片付けや掃除をします。

工事で使用した機械器具もすべて撤収します。

3.2  発注者へ工事終了の連絡

現場の片づけが終われば、発注者に連絡し、

完成検査の日にちの調整をします。

書類の整理に、最低1~2週間はかかるので、

それを見越して、発注者と完成検査の日にちを決めます。

3.3  書類の整理

完成検査に向けて、

ステップ3~5で作成・提出したすべての書類を整理します。

また、今回ステップ6の書類も整理します。

そして、写真も専用のアプリケーション(現場Office)を使って、

整理します。

この書類の整理が、とても大変です。

大きな工事だと、3~4週間かかることもザラにあります。

ステップ3:新規ポンプ製作開始編

1 契約関係書類

  1.1 請負契約書

  1.2 誓約書

  1.3 前払い金選択書

  1.4 建設リサイクル法の届出

2 着手関係書類

  2.1 現場代理人通知書

  2.2 技術者通知書

  2.3 設計照査

  2.4 全体工程表

  2.5 履行(りこう)保証保険の証書

  2.6 履行報告書(毎月末提出)

  2.7 施工計画書

  2.8 施工体制台帳

3 CORINSの登録証明書

4 COBRISの登録書

5 第1回設計打合せの議事録

ステップ4:既設ポンプ撤去工事編

1 撤去工事開始前

  1.1 産業廃棄物の収集運搬と処分の契約書

  1.2 適用事業の申請書(労基署の受理印付き)

  1.3 36協定の申請書(労基署の受理印付き)

  1.4 工事現場に掲示物を撮った写真

2 撤去工事中(施工中)

  2.1 KYミーティングの実施書類

  2.2 安全教育訓練の実施書類

  2.3 新規入場者教育の実施書類

  2.4 撤去工事で使用した車両や重機の証明書(写)

  2.6 発生した産業廃棄物の処分証明書

ステップ5:新規ポンプ工場検査編

1 1. 検査日前
 
 1.4 検査要領書

2 1. 検査日当日
 
 2.3 検査時の写真撮影
 
 2.4 検査議事録(発注者の署名付き)

3 3. 検査日以降
 
 3.1 検査報告書(発注者の承認印付き)

工事現場の片づけも終わり、書類の準備も完了すれば、

次はいよいよ、発注者による完成検査です。

この完成検査で合格をもらえば、

発注者から、お金をもらうことができます。

不合格になれば・・・・契約不履行になり・・・

裁判沙汰になりかねません。(汗)

なので、経験20~30年のベテランでも、緊張して臨むのが、

完成検査です。

~~~次は、『2-8. ステップ7:工事完成検査』になります。~~~

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