【書評63】マイクロソフト社社長の成毛眞さんが、子ども心忘れるなって。




マイクロソフト社代表取締役社長の成毛眞(なるけまこと)さんの著書です。

誰もがしる大企業の社長の書いた本なんて…。

と思い、手に取りましたが、なんと……脱帽です。

要約すると下記5つです。

1:子ども心を忘れない大事さ
2:日本にオジサン多すぎる問題
3:目標は持たないで毎日の生活そのものを楽しむ大切さ
4:新しいことに挑戦する大切さ
5:人と異なることをやる大切さ

目次

大人げない大人になれ! おススメ度☆☆☆☆

1:子ども心を忘れない大事さ

年齢を重ねるにつれて、

子ども心は悪いもの、持ってはならないのされます。

しかし、著者はそんなことはない、むしろ大人になっても子ども心を持つことが

大切だと言っています。

とくに子ども心に代表される「自己中心的な姿勢」は、

営業をするときにも大切だとのこと。

PP.86
自分のことを売り込みたいのであれば、やはり自己中心的でなければいけないと思う。

相手を褒めて媚びるのではなく、

相手に自分を褒めさせることを目指さなければならないのだ。

同じように物を売るときにも、相手中心の「大人の目線」ではいけない。

それでは、どうしても買う側には「買ってやる」という意識が芽生えてしまうのだ。

こうなると、値引きや追加のサービスを断ることができず、ジリ貧に陥っていく。

こうならないために重要なことは、とにかく自分中心に褒めさせ、ねだることが重要である。

「子供の目線」で、自分が褒めてもらうための仕掛けを用意することである。

2:日本にオジサン多すぎる問題

これは前から言われてますよね。

オジサンがいることが悪いのではなく、

オジサンが多すぎて、若者に悪影響を及ぼしているということでしょう。

PP.119
もし、今の若い人たちが、日本の社会に閉塞感を感じるとすれば、

社会の重しがあまりにも過大だからだ。

若者にとってのこの重しとは、多すぎるおじさんたちである。

老害は決して今にはじまったことではないが、いくらなんでもバランスが悪すぎるのだ。

日本の人口ピラミッドを見れば一目瞭然だが、あまりにも若者に対しておじさんが多いのである。

私もフランスと日本の違いと聞かれれば、

まず衛生観念の違い・モラルやマナーの違いとともに、

町におじさん・おばさん(おじいさん・おばあさん)があふれていること

を挙げます。

フランスでも、田舎では少子高齢化が始まっていますが、

基本的にどこに行っても、若者・子どもがいます。

日本の場合は、日本全国(大都会を除いて)、

若者や子どもはほとんどいなく、

おじさん・おばさん(おじいさん・おばあさん)が沢山います。

会社でも、管理職2人に若手1人なんてザラにあります。

おばさんが多すぎる問題は、まだ発生してませんが、

オジサンが多すぎる問題は、日本の社会問題になっていると感じます。

大企業が早期退職者を募って、50代以上の男性社員を退職させるのも

関係会社をたくさん作って、天下り先とするのも、

日本にはオジサンが多すぎるからです。

PP.106
最近は、若者が人生に行き詰まりを感じやすくなったといわれる。

この最も大きな要因は、会社でもどこでも社会全体に大量のオジサンたちがあふれ、

若者の道の上に立ちふさがっているからだと思う。

彼らは、若者にそれを気づかせないために、今は我慢をする時なのだと諭しているのだ。

3:目標は持たないで毎日の生活そのものを楽しむ大切さ

私たちの大半が、今まで人生で目標を持つことが大切だと教えられてきました。

しかし、著者は、目標は持たないほうがいいと言っています。

確かに、一寸先は闇、1年後・5年後どうなっているか分からないのに、

目標を決めてしまうのは、自分の可能性を狭めることに繋がります。

マイクロソフト社の社長だから、目標を100個持て!っとか言うのかと、

思ってましたが、意外ですね。

PP.108
私は、若い人たちがする事や、そのやり方にはいちいち異論を挟まないタイプの人間だが、

一つだけやめてほしいことがある。

それが「目標を持つこと」である。

目標を設定することは無意味であるどころか、自らの可能性を捨ててしまうことに等しい。

目標に縛られた人生は物悲しいのだ。

4:新しいことに挑戦する大切さ

新しいことに挑戦するとはどういうことか話してくださってます。

特に大人を怒らせることが、革新につながると言っています。

こういうことを言ってくれる大人っていないので、

貴重なことばですね。

今はやりのユーチューバーとか、結構な頻度で炎上騒ぎが起きてますが、

犯罪でないこと・コンプライアンスに引っかからないことであれば、

正直、そんな悪いことではないと思います。
※暴行とか、嫌がらせ行為はだめですよ。

PP.122
しかし、私の考えでは、若者の使命は新たなことに挑戦していくことである。

そのためには、将来を楽観的に信じなければならないし、

過去の独占的な考えに支配されてはいけないと思うのだ。

こうした意味で、若者には、おじさんの言うことは

9割が間違いだと考えてほしいというわけである。

PP.146
新しいことを始めるということは、既成の秩序を覆すことに他ならない。

だから、そこには怒りだす人が必ずいる。

逆に、怒る人がいないようなことは新しくもないし、取るに足らないことである。

たとえば、あなたがいくつかのアイデアの中から1つを選ぶ必要があるとする。

そのときは、浮かんだアイデアの中で最も多くの人を怒らせるようなものを選ぶべきである。

怒る人が多ければ多いほど、その怒りが多きれば大きいほどいいだろう。

その根拠は次のとおりだ。

既存の体制に何か弱点があるとすれば、それを最もよく知っているのは、

その体制の中で恩恵を受けている人だ。

その仕組みがなぜ利を生むのかを理解し、

これがいつまでの続くように守ろうと必死になっているからである。

だから、こうした人たちは、その弱点に近づく人間に対しては烈火のごとく怒りだす。

逆に的外れなところを突いている人には、ニヤニヤと笑いながら、

まあ頑張りなさい、と声を掛けるのである。

5:人と異なることをやる大切さ

人と違うことができる人材=貴重な人材

ということですね。

21世紀は、人と違うことができる人材、

それもぶっとんだ能力を持った人材が価値を持つ時代です。

会社に勤めていると実感するのですが、

意外に気づいてない人が多いです。

PP.162
もし、ビジネスの世界で新しいことをしたい、お金を稼ぎたいと考えるのであれば、

一人だけ違うことを目指さなければならない。

人と違う経験をし、人と違う考え方をする。

こうすることでしか、ユニークなアイデアを発想したり、

会社で替えのきかない人材になることはできないのである。

この本は、型にはまりがちなサラリーマンにお勧めしたいです。

他にも、資格試験や英会話レッスンは不要ということをおっしゃっています。

会社じゃだれも教えてくれないことを教えてくれます。

以上です。

もっと生きやすく。a

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