【書評47】※ネタバレ注意 『イワンのバカ』『月と六ペンス』はどちらも読んでおいて損はないと思う。




取り留めもない書評していきます。

1.イワンのばか おススメ度☆☆☆☆

イワンのばかをはじめ9つ民話がまとめられています。

一番最初の民話、
イワンのばかは、

3人の兄弟と3人の小悪魔+1人の老悪魔

のお話です。

3人兄弟の末っ子、イワンは
軍隊を支配し国を治めたい長男、
経済を支配し国を治めたい次男、
とは異なり、

ただただ皆が身体を動かして働く事を法律とし、国を治めます。

それに、そもそも国を治める事に関心がないイワン。

4人の悪魔(3人の小悪魔+1人の老悪魔)が、次々にイワンを陥れようとします。

しかし、欲のないイワンには、ふつうのやり方では全く通用しません。

4人の悪魔は結局、イワンに負けてしまい、
最終的にイワンが一人勝ちするっという物語です。

イワンのばかで伝えたいのは、

軍事力や商売では、幸せなれません。
田畑を耕し、畜産を営むなど、
みんなが、自分の身体を動かして、まじめに働けば、みんな幸せになれますよ

ということです。

労働讃歌とも言えます。

この民話集の面白いのが、
イワンのばかの話の後にくる8つの民話がそれぞれ個性的なところです。

もし暇があればイワンのばかだけでも読むといいと思います。

2.月と六ペンス おススメ度☆☆☆☆

ストリックランドという主人公の一生を描いた作品。
このストリックランドという人間が、本当にひどいです。

なんでこんなクズ男がモテるんだっと思ってしまいます。

彼の人生は、まとめると以下のとおりです。

・2人の子供と妻を捨てて、
画家になる為、パリに行く。・パリで貧困生活をしていた所、
同じ画家のストルーヴさんに面倒を見てもらう。

・ストルーヴさんの奥さんを寝とる。

・ストルーヴさんのアトリエを奪い、
ストルーヴさんを(結果的に)追い出す。

・ストルーヴの奥さんを自殺に追い込む。

・タヒチに行く。

・タヒチでも女性と取っ替え引っ替え、絡む。

・タヒチでアタという地元の女性に惚れられ、
森の奥地に2人で住む。

・アタとの間に子供をつくる。

・ストリックランドは、ハンセン病にかかり、周辺住民から忌み嫌われる。

・タヒチで亡くなる。

・死後、ストリックランドの絵画は、とてつもない金額で売買される。

ストリックランドは、女性をいっときの快楽の道具としか見ていませんでした。
しかし、彼自身は、どこに行っても女性にめちゃめちゃモテていた。
古今東西、クズ男はなぜかモテるんですね...。

アタと結婚するときなんて、
「おれはお前(アタ)を殴るぞ」って言ってます。

世の中の大半の女性は、違うと思いますが、
一部、自分自身をむちゃくちゃに壊されたい欲求を持つ女性もいるっということでしょうか..。

正直よくわかりません(汗)。

翻訳が分かりやすくて、
けっこう翻訳版にありがちな、
使わねぇよっという言葉が一切ありません。

辞書で調べなきゃいけないような難しい言葉もありません。

今の時代にドラマ化や映画化しても、おかしくないストーリーです。(18禁かな)

5時間くらいで読めます。

以上です。

もっと生きやすく。

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