【書評65】勝間和代さんの本で、本当の頭の良さとはなにか知ろう




目次

高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人(小学館101新書) おススメ度☆☆☆☆

1:本の内容

あの有名な勝間和代さんが、

これからの時代に求められる人材について

話しています。

2:ストリート・スマートとは?

ストリート・スマート?

あんまり聞きなれない言葉ですね。

著者によると、ストリート・スマート力とは、下記のとおりです。

PP.138
ストリート・スマート力とは、環境変化に対する生存能力だと私は思っています。

環境変化が起こったときに、ストリート・スマートな人はこれまでよりも有利な立場に立てますし、

そうでない人は、不利な立場に追い込まれていくのです。

だからこそ、ストリート・スマートな人たちは変化を嫌うどころか、

積極的に変化があるところに身を投じようとします。

著者はこれからは、ストリート・スマートな人が生き残る時代だと言っています。

また、ストリート・スマートな人と、アカデミック・スマートな人、いわゆる高学歴な人との違い

についても説明されています。

ストリート・スマートな人とは下記のような人だそうです。

PP.15
ストリートスマートの要素

1.状況理解・判断能力がある
2.人の気持ちの機敏がよくわかる
3.自立心が旺盛だが、独断的ではない

簡潔にまとめると、

変化に柔軟に対応でき、

かつスピード感をもって、

自分の頭で考えてすぐ行動できる人です。

素直で、約束を守ることも重要だとのこと。

インターネットを駆使し、早く情報を集めて行動に移せることも必要とのこと。

会社に勤めている人も、これから会社を辞めて別の道に進む人にも、

必要な視点かと思います。

大恐慌のような大きな波が来た場合、個人の力ではどうすることもできないですが、

それよりも小さな会社内の部署再編成や、転職をする場合、

勝間和代さんの考え方で、普段から鍛えておくことは、必要不可欠です。

3:頭でっかちになるな!トライ&エラー&改善で成功しよう!

著者は、高学歴な人の陥りがちな点について指摘してます。

それは、腰が重いこと、結果スピードが遅くなってしまうことです。

たしかに、頭がいいだけに、推測する能力だけ優れてしまって、

チャレンジしないのは、高学歴な人にありがちですね。

PP198
いわゆるアカデミック・スマートだけれども

ストリート・スマートでない人たちの最大の欠点は「腰が重い」ことです。

それは、過度に知覚の経路だけを発達させてしまって、

行為の経路とのバランスが悪いからでしょう。

PP.132
ストリート・スマートの必要条件に、スピード感があります。

正しいか間違っているかではなくて、間違っていたとしても、

スピードを優先させ、間違っていたら改良すればいいと考えるのです。

フィードバックの速さで失敗はカバーできるからです。

4:優秀な人ほど親切な人が多い

優秀な人って親切で優しい人が多いです。

よく勉強できる人=高学歴な人は、性格が歪んでいる、クズやろうみたいな

イメージがありますが、まったくの間違いです。

実際は、よく勉強できる人=高学歴な人=優秀な人=親切な人が多いです。

でも、世の中には、そんな人たちに嫉妬する人が数多くいて、

「高学歴の人は、きっと性格は悪いにちがいない」
「高学歴の人は、学歴を手に入れる代わりに、人間性を失ったにちがいない」
「高学歴の人は、勉強しかしてこなかったから、根性がない」
「高学歴の人は、温室育ちだから、世間に揉まれてない」

と言うんですよね。

根拠が一切ないので、むちゃくちゃだなと感じます。

PP165
また、ストリート・スマートな人たちは、底抜けに親切です。

人に何かを貸したときに、恩に着せない、というのが大原則です。

恩に着せない、というのは、自分からは決して返済を求めない、ということです。

初対面に近い人と会って「この人は大丈夫、信用できる」「この人は近づいたらやばい」というのは、

理屈ではありません。

直感で判断できるようにならないといけないのです。

5:有名高校・有名大学を卒業した方がいいに決まってる。

「勉強なんて不要だ」

「有名高校・有名大学なんて行く必要ない」

そんな声が多くあります。

でも私は、有名高校・有名大学に行った方がいいに決まっていると断言します。

それは、世の中の仕組み・世界の仕組みを把握するために、勉強は必要だからです。

努力の仕方・目標達成の仕方を受験勉強をとおして、知ることができるからです。

また、有名高校・有名大学を卒業しても、有名高校・有名大学を卒業してない人に比べ、

初対面で信用してもらいやすくなります。

なにも特技がない、特徴のない平凡な人ほど、有名高校・有名大学を卒業して、

プラス1すべきです。

スポーツや芸術や音楽の実績は、その分野に精通している人しか、

すごさを理解できませんが、

学歴は、ある程度誰でもわかります。

大学名で学力が分かってしまいます。

学歴は、どこでも通用するパスポートみたいなものです。

ただ、パスポートと同じで、それだけで、Okっというわけではありません。

(日本のパスポートを持っていても、どの国に入るにしても、入国審査がありますよね)

実力・そのほかの資格・経験が、入局許可証といえるでしょう。

学歴は、絶対条件ではありませんが、必要条件です。

ユーチューバーや、ブロガーに高学歴が多いのが、なによりもその事実を物語っています。

PP.141
勘違いされやすいのは、

ストリート・スマートになるためにはアカデミック・スマートであることは

不要か、じゃまなくらいではないか、ということです。

実は違います。アカデミック・スマートはある程度定石を学ぶためには重要です。

その上で、不確実な環境下で例外処理をできる能力があれば、

強いストリート・スマートになれるのです。

6:自分にも周りにもウソはつくな!

著者は、ストリート・スマートな人(=これから生き残っていく人)は、

正直だと言っています。

正直自分の胸にグサッと突き刺さります。

前日に「明日は、7時に起きるぞ!」と決めても、

翌日8時に起きてみたら、「眠いから10時まで寝よう」と二度寝する。

それで実際の起床時間は12時だったとか。

今日の20時からフランス語の勉強をしよう!っと朝決めたのにもかかわらず、

いざ20時になると、YouTubeを見ていたり…。

自分の決めたことは守る

それは、自己管理能力です。

ストリート・スマートな人は、自己管理能力が、自分に正直な人ということですね。

PP.231
ストリート・スマートとしてチャンスを最大限に生かすためには、

自分に対しても正直、他人に対しても正直である必要があります。

自分に対して嘘をつくというは、本当はやらなくてはいけないことに、

「今日は気分が乗らないから」などとクリエイティブな言い訳をしてやらないことです。

これは自分に対しての嘘です。

「やる」といったことに対してはやる、あるいは、やれないことは自分にも無理な約束はしないのです。

なぜ嘘つきがよくないかというと、自分に対する嘘にしろ、他人に対する嘘にしろ、

嘘が多いほど、その人の言動を信頼できなくなるからです。

嘘つきは付き合いづらいのです。

正直、嘘つきは世の中にたくさんいます。

むしろ嘘つきのほうが世の中に多いのです。

7:専門用語を使わず説明しているのがすごい

後、とにかく一般の人にも読めるように、

専門用語等の説明が必要な言葉を使っていないことがすごいと思いました。

著者は、「わたしはよく専門用語を使用する」と、

本書の終盤で言っていますが、

この本では、ほとんどといっていいほど、専門用語が出てきません。

誰にでも理解してもらえるよう気を遣って書いた本なのでしょう。

値段・文章量とも手に取りやすい本です。

以上です。

もっと生きやすく。

画像引用元:Photo by NESA by Makers on Unsplash

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