大学受験の勉強は無駄なのか?




大学受験なんて無駄だ!とよく言われますよね。
じゃあ実際は、どうなのでしょうか。

わたしのサラリーマン時代のエピソードも踏まえて、
記事を書いてみようと思います。

こんな疑問に答えます。

・大学受験の勉強は無駄なのか?

この記事を読めば、

受験勉強の勉強が人生のどこで役立つのか分かる。

筆者の経歴としては、下記のとおりです。

・1浪して地方中堅国立大(文系)入学(現役と浪人の2年間受験生をやった)
・大学卒業後、ポンプメーカーの営業を3年間勤める
・新卒2年目で7000万の工事の現場代理人を務める

大学受験で得た知識や考え方は人生に役立つ

結論としては、大学受験の勉強は、役に立つと思います。
その理由をこれから説明します。

わたしは大学卒業後、ポンプメーカに就職しました。
そこで、様々な職種や出身の人と接する機会がありました。

実際に大学受験で勉強した科目が
それぞれどんな場面で役に立ったか紹介します。

世界史

古代エジプトの灌漑事業や古代ローマのカール水道橋

まず、世界史を学ぶと、いかに治水事業(灌漑事業)が大変だったか
分かりますよね。

現代の日本に住んでいると、水の希少性が分かりにくいですが、
歴史を見ると、水を制する者が世の中を支配していたことが
分かります。

そして、いかに清潔な水を運ぶかが、世の中の人の関心事でした。
水がないと、野菜も果物も肉も食べれないし、
料理もできないからです。

たとえば、古代エジプトの灌漑事業や古代ローマのカール水道橋なんか、
世界史では必ず学びます。

イスラム史

また、ポンプメーカは水が貴重な中東やインドに、
ポンプを売っています。

中東の客先と交渉をするときに、イスラム教の知識は必須です。

たとえば、わたしのいた会社の海外部ではサウジアラビアにポンプを売っていましたが、
サウジアラビアがスンナ派のイスラム国家であることは
最低限知っておかなければならない知識でした。

インド史

また、わたしの会社にはインド人の同期がいました。
大学受験をやっていない(内部進学で某有名大学に合格)他の営業の同期は、
ヒンドゥー教とイスラム教の区別が付いてなかったので、
インド人の同期をイスラム教徒だと勘違いしていました。

世界史を大学受験で勉強していれば、
必ずインド史(中国史に並ぶ暗記量です)を学ぶので、
わたしの同期のような間違いはしないと思います。

イラン史

会社の上司に、西アジアへの旅行が趣味の方がいました。
ペルシャ模様に関心があり、学生時代も文学部を選んだとのことでした。

上記『インド史』と同様、わたしの営業の同期は、
アラブ人とペルシャ人とイスラム教徒の違いを分かっておらず、
上司が「ペルシャ文化」に関心があるっと言っても、
いまいちピンと来ていない様子でした。

世界史をやることで、
日常生活では知ることができないけど、
世界で起きている事件を理解するのに必要な知識が身に付きます。

また海外の文化や歴史を知ることで、自分の人生が豊かになります。

倫理

倫理の知識は、直接役に立ったことがありません。

しかし、西洋の哲学や日本・中国・インドの思想を
知ることで、人生が軽くなります。

自分の悩みと同じ悩みを抱えていた人が
昔いたってことが分かります。

ギリシャ哲学とか妄想に近いですから。
世界史や地学同様、自分の人生を豊かにしてくれます。

倫理について、腰を据えて学ぶ時間は、
働き始めると無くなります。

大学生になっても、結局サークル部活やバイトやゼミで忙しく、
倫理(哲学)をやることはないです。

サラリーマンになったら、勉強することなんてまずありません。

でも、個人的には人生で迷ったときに、
もっとも心の支えになってくれる科目だと思います。

現代社会

20世紀以降の歴史を取り扱う科目ですね。

会社のおじさん達と話すとき『現代社会』の知識は大切

高校生大学生のうちは、実感がありませんが、
会社で働き始めると、おじさんがいっぱいいます。

部長(50歳~)、役員(60歳~)だと、
現代社会で取り扱う時代をリアルで経験しています。

たとえば、全学共闘全学共闘バルブ崩壊ですね。

17歳~19歳の今だからこそ、しっかり20世紀の出来事について理解しておくべきです。

会社に入ると、部長や役員と話す機会があります。
とくに飲み会とか。
そのときに、彼らが経験してきた時代を理解しているか否かで
会話の受け答えに差が出ます。

私の経験だと、会社の元部長と話したとき、
私が上尾事件を知っていたことで、
元部長さんに「へ~」と感心されました。

私たちがおっさん・おばさんになったときのことを考えてみる

2040年や2050年になれば、私たちがおじさん・おばさんになっています。
そのとき、私たちの会社に20歳前後の若い新入社員が入ってきます。

彼らが、リーマン・ショック東日本大震災や、今起きているコロナウイルス感染について、
ある程度理解しているか否かってすごく大事ですよね。

数1A・数2B

数学は国語と同じくすべての基礎です。
私自身が、数学を苦手としていたので、
あまり自信をもって言えないのですが、

やはり数学ができる人は、論理的思考力がすごく高いなと感じます。
私のいた会社は、下記のとおり分かれていたのですが、
設計の人達だけがずば抜けて、論理的思考力が高かったです。

営業や事務:大卒(文系)or短大卒(女性のみ)、
設計:大卒(工学部)or院卒(工学部)、
工事現場&ポンプ製造工場:高卒

人の説明を理解する能力も、
人に説明する能力も、
設計の部署の人達が一番なんです。

なんでだろうと思うと、
やっぱり、数学をやってきたか否かじゃないかなあ~っと思います。

思えば、大学時代も数学をガッツリやってきた理系学部の学生の方が、
センター試験でしか数学をやっていない、文系学部の学生よりも、
説明に説得力があり、理解力も高かったです。

会社の中で、設計担当から、営業マンに異動してくる先輩がいました。

その先輩はたしかに論理的思考能力が高かったです。
発注者(国・都道府県・区市町村)や、下請け業者に
電話で話すときも、分かりやすく説明されていました。

順序だてて説明するには、論理的思考が必要です。
そして、その力は、数学を学ぶことで身に付きます。

カレーを例にすると、①のために、②③を上手にやるってかんじです。

①おいしいカレーを作りたい。(自分のやりたいこと)
②上手にラクにじゃがいもの皮をむく(数1A)
③上手にお肉の下処理をする(数2B)

数学は、社会に出て役に立たない科目ではありません。
個人的には、社会に出て、一番役に立つ科目だと思います。

古文・漢文

古文・漢文は、社会で要らない科目だとよく言われますね。

がしかし、社会に出て必要な科目だと私は思います。
実際、お客さんと地域の歴史について話をすることがありましたが、
古文をやっていたおかげで、だいたいの予測がたちました。

日本の歴史や風習をしることで、
今の日本がどうやってできたのか、理解することができます。

それに、何百年も残っているということは、
たくさんの人から支持されてきた物語だということです。

人生の教訓にもなるし、
笑い話にもなります。

古文マニア・漢文マニアになる必要はないですが、
多少なりとも、知っておきたい科目です。

サラリーマンになったら、まずやりません。(汗)

英語

英語は説明不要ですね。

国際語です。
日本の経済が小さくなっていくと、
海外にモノを売らなければ生きていけません。

そのために、英語で海外のお客さんや従業員と
コミュニケーションをとります。

わたしの場合、会社の同期にインド人の方がいましたが、
日本語が通じなかったときは、
英語に切り替えてコミュニケーションをとりました。

(工事現場で、ヴェトナム人の作業員の方と出会いましたが、
英語は通じませんでした)

また、直接英語を使わない仕事でも、
パソコンやスマートフォンは使いますよね。

そんなときに、英語でエラーメッセージが表示されることが
ありますが、そんなとき英語を多少でも知っておけば、助かりますよね。

わたしも実際、会社の上司に何度も、
英語を聞かれました。

日本だと、みんな英語ができないから、
ちょっとでも英語をやっておくと、
希少価値がでます。

日系企業だと、
TOEIC500点でもハイスコアです。

現代文

現代文も説明不要ですね。

わたしのサラリーマン経験だと、
mail作成、書類作成、客先契約書や発注仕様書の読解
客先への説明
同僚や下請け業者への説明

どこでも現代文の力は必要でした。

※地学

地学は・・・正直役に立ったとは言えません。
地学の知識(センター試験レベル)が、必要だった場面はないんですよね。

ただ、天候に関すること(なぜ雲が発生するのか)や、
地震や火山の噴火のメカニズムや、
液状化現象については、もしかしたら将来必要かもしれません。

まあ、宇宙や古代のことについて考えることは、
とてもおもしろいです。
子育てするとき、子どもに聞かれるかもしれませんね。

2.文系で学歴だけ欲しいなら、有名私大に内部進学or推薦がコスパ最高

東大京大を除けば、早慶GMARCHなど有名大学に
内部進学or推薦で入るのが、コスパ最高ですね。

それは、大学受験は、模試判定がA判定でも、バンバンふつうに落ちるからです。
せっかく、参考書買って、予備校行って、受験料を払っても、無情にも落ちます。

内部進学や推薦の枠がどの私立大学も50%あるからです。
そして、国公立大学は、あらかじめ定員が決まっているので、
定員数を大幅に超えた合格者は出しません。

だから、教育への確実な投資という意味では、
学歴が必ず手に入る、内部進学or推薦のほうが割に合いますね。

例えば、公立の進学校に通ったとしましょう。

公立進学校の生徒でも、河合塾や駿台などの大手予備校に通うことが多いです。
そして、大手予備校は年間約50~100万円します。

それでも、第一志望大学に合格するのは2~3割の受験生だけです。
つまり大半の受験生は、1つ下のレベルか、それ以上下のレベルの大学に
入学します。

であれば、大学受験をせずに、内部進学or推薦で
有名大学に入学するのが、もっともお得で賢い方法になります。

※文系の場合です。

大学はあくまで通過点

大学はあくまで通過点です。

大事なのは、社会で活躍することですね。

まだまったく社会で活躍していない自分が言うのもなんですが、
学歴関係なく社会で活躍している人はいっぱいいます。

Youtuberやインスタグラマーという、新しい職業も生まれました。
彼らの中には、有名大学卒でない人もいっぱいいます。

わたしが以前勤めていたメーカでも、
高卒でバリバリ活躍する人がいっぱいいました。
偏差値が低いとされる大学卒でも、バリバリ活躍されている先輩方が
いっぱいいました。

大学はあくまで通過点で、
大学で学んだこと、大学受験で得た考え方や知識をどう生かすかの方が、
大切なんだなあっと実感しました。

以上です。

もっと生きやすく。

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