浪人のメリットとデメリットとは?【経験者は語る】




大学受験で失敗すると、浪人をするか否かという決断をしなければなりません。

わたしは、旧帝大出身ではないので、
あまり偉そうなことは言えないのですが、

一様、浪人して地方国立大に行った身として、
浪人のメリットとデメリットを紹介したいと思います。

こんな疑問に答えます。

・浪人メリットは?
・浪人のデメリットは?

この記事を読めば、

浪人のメリットとデメリットが分かる

筆者の経歴としては、下記のとおりです。

・現役時は、日東駒専、MARCHを受験するも全滅
・浪人時は、某大手予備校の浪人生コースに所属
・1浪して地方中堅国立大(文系)に合格(日東駒専、MARCHも合格)
・大学卒業後、ポンプメーカーの営業を3年間勤める

まずは、浪人のメリットを紹介します。

浪人するメリット

思うぞんぶん勉強できる

高校生のときは、部活や行事で満足に勉強できなかった人がいます。
そういった方は、浪人で、しっかり勉強すれば、
学力が上がります。

また、高校生のときに、学校の課題が多くて、
受験勉強に集中できなかった方もいると思います。

浪人するときは、自分のやりたいように勉強できるので、
学力が上がる可能性が高くなります。

通学時間、休み時間、ホームルーム活動、部活、行事、習い事、受験に使わない科目の勉強・・・
これらがすべて無くなるので、受験勉強に集中でき、
二次関数のように学力が上がることがあります。

現役時に行けなかった大学に行ける(かも)

浪人する最大の目標ですね。
現役時代に行けなかった大学に行けるかもしれません。

1年間はけっこう長いです。
だから、その間にしっかり勉強して、
現役時には無理だった大学に行けるかもしれません。

日本は、学歴社会で、『学部時代にどの大学を卒業したか』
で評価される国なので、大学受験で人生一発逆転が可能です。

難関大学に合格することは、浪人する最大のメリットです。

孤独になるので自分自身と向き合うことができる

高校までは、つねに誰かと一緒にいることが多いです。

小学校~高校は、集団生活について学ぶ場所でもあるので、
自分一人で行動するということが無いんですね。

しかし、浪人時代は、一人で行動することが多いです。
予備校に行ったとしても、一人一人受講する授業は違います。

高校までのように強制力もないので、
まわりの浪人生も出席していたり欠席していたり、
遅刻してきたり、様々です。

だから、圧倒的に一人でいる時間が増えます。

孤独感は半端じゃありません。

とくに高校時代、部活漬けだった人からすると、
カルチャーショックだと思います。

ただ、孤独になることで、自分自身と向き合うことができます。
自分がどういう人間で、どんなことが好きで、どんなことが嫌いか、
分かってきます。

年齢も18歳なので、もう大人です。
大学に行く前に、自分と向き合うことができます。

社会のレールから外れるという経験を18歳でできる

中学や高校の同級生は、大学で夢のキャンパスライフを送っています。

彼らは、小学校から大学までのレールに順調に乗っているように見えます。

対して自分自身は、レールから外れたように感じます。

浪人生は、社会的立場がありません。

大手予備校に行けば、学生証がもらえますが、
予備校は学歴になりませんし、卒業しても学位がもらえるわけでもありません。

社会の枠組みから外れるときの恐怖感は、はんぱありません。

ただ、この先70年(平均寿命90歳だとする)の間、
社会の枠組みから外れる可能性は十分にあります。

そんなときに、浪人という社会の枠組みから外れる経験をしていれば、
案外大したことのないと思うでしょう。

進学校に通っている生徒ほど真面目で、
レールから外れたことがないので、
浪人に対して拒絶反応を示します。

ただ、浪人なんて全然問題ありません。
1~2年の遅れなんて、いくらでも取り戻せます。

それよりも、少しでも上の難関大学に合格して、
優秀な先輩・同級生・後輩と接するほうが、100倍人生にプラスです。

日本で、社会の枠組みから外れる経験はなかなかできないので、
そういう意味では、浪人生は強いです。

浪人するデメリット

次は浪人のデメリットを紹介します。

若い時の1年を失う

書いたまんまです。
若いときの方が、体力があり、感性も研ぎ澄まされています。

浪人をするということは、大学入学が1年分遅れる、
大学卒業が1年分遅れるということです。

人生は、80~90年しかないので、
その中の1年分がなくなるというのは、

大きな損失です。

また、日本ではどの仕事も、採用時に年齢制限があります。
新人の採用であれば30~35歳までが限度です。

浪人して、1~2年分、歳をとってしまうと、
未経験の仕事にチャレンジできるタイムリミットが
縮まってしまうことを意味します。

若い時の1年は、相当貴重です。

お金がかかる。

浪人するとお金がかかります。

参考書代、模試受験代、予備校授業料、大学受験料がそれぞれかかります。

予備校が実家の近くにないと、
予備校の近くに下宿することになるので、
さらにお金がかかります。

家計が厳しい状況だったり、妹・弟がいる場合は、
残念ながら、浪人を断念す人も出てきます。

※私も兄も、現役で確実に合格する大学に
進学していました。

※浪人すると、将来もらえるお金が減るの?

高校生Aさん
浪人すると、
将来働いたときのお金が減るっと聞いたよ。
筆者
それは、昔の話だね。

それは終身雇用が完璧に機能し、
定年退職の年齢が一律で決まっていた時代の話です。

定年退職の年齢も一律で決まっていた昔の日本であれば、
浪人したり、大学で留年したりして、
サラリーマンになるのが遅いと、
定年退職するときにもらえるお金(退職金)が
減りました。

また生涯賃金といって、一生のうちに稼ぐお金がありますが、
それも減ってしまう恐れがありました。

筆者
生涯賃金については、心配してもあんまり意味ないよ
筆者
でも今の時代は、昔と違うよね。
これからは、何歳まで働くかなんて、分からない。
もしかしたら、80~90歳まで働くかもしれない。

人によっては、100歳まで働くかもしれない。
定年退職がどうこうとかってのは、
心配してもしょうがないね。

精神的にやつれる

大学受験は、メンタルがけっこうもってかれます。
きついです。つらいです。

そんな大学受験の受験生を、
他の人より2倍長い期間やることになります。

メンタルが弱い人だと、けっこうしんどいです。
下にも書きましたが、鬱や引きこもりになる人も出てきます。

無事、浪人を経て、大学生になっても、
浪人経験者というのは表情で分かります。

なんか、オーラが違うんですよね。
個人的には、現役で大学に合格できるなら、
浪人はしないほうが良いです。

浪人は、あくまで、現役で合格できなかった人、
かつ、浪人が成績が伸びそうな人がやるものです。

万人にはおすすめできません。

精神的に追い込まれ、鬱や引きこもりになる可能性がある

浪人すると、全員が無事、何の問題もなく、
受験日当日までたどり着くわけではありません。

残念ながら、何人かメンタルをやられてドロップアウトする人が出てきます。
そして、不本意な結果で終わる浪人生がいます。

私の周りでも、
みんな旧帝大に合格してしまうようなトップ高校の生徒なのに、
浪人でメンタルをやられてしまって、
勉強に集中できず、
結果的には、MARCHクラスの大学にしか受からなかった人がいました。

(MARCHクラスでも十分すごいですが‥‥)

高校受験も、大学生のときの就職活動も同じですが、
メンタル管理だけは、細心の注意を測りましょう。

大学受験よりも心の健康の方が、
大切です。

親戚の集まりがしんどい

わたしは、浪人生のときに、
祖母が亡くなりました。

幸い、あまり学歴を気にしない親戚ばかりだったので、
あまり気を遣いませんでしたが、

これが、高学歴だらけの親戚だったり、
親戚中から期待されている浪人生だと、

とてもしんどいだろうなっと思います。

浪人経験をしている親戚のおじさんとかおばさんがいると
わりとラクかと思いますが、
浪人に理解のない親戚ばかりだと、
とてもしんどいと思います。

結論:浪人はできるならしたほうがいい。

大学受験は、人生最大の逆転チャンス

私個人の結論としては、
浪人はできるならしたほうがいいと思います。

そして、もし、自分自身が、若い時の1年間を犠牲にしてでも、
難関大学に行く意味があると思うならなおさら浪人すべし。

まず、日本は、学歴社会です。
そして、その学歴とは大学名のことです。

つまり、難関大卒であれば、超大手企業に入社できる可能性があります。
そして、大学受験は、その難関大行きの切符を手に入れる
人生で最初で最後のチャンスです。

人生逆転のチャンスです。

日本は、新卒一括採用(3月31日に大学卒業⇒4月1日に就職が人生最大のチャンス)で、
かつ若者採用主義(30~35歳までは実績・能力なくとも採用されやすい)の国です。

だから、難関大→新卒で大手企業がもっともコストパフォーマンスが高いです。

フランスには大学受験がない

フランスには大学受験がありません。

だから日本の大学受験のような
一発逆転のチャンスがありません。

幼少期からエリートコースにいた人が、
そのまま大企業に就職する世界です。

フランスのエリートは、
有名高校→グランゼコール予備校→グランゼコール→大企業or研究者or官僚
というキャリアを歩みます。

また、フランスでは、仕事の経験とスキルがすべてです。

でも、ふつうの人は大企業に入れないので、
仕事の経験やスキルを伸ばすことができません。

フランスと比較して、日本の大学受験は、
一般人でもエリートになれる優れた制度だと思います。

大学受験を利用して、難関大学に入って、
自分の進路を実現させましょう。

MARCH以上じゃないと、まともな仕事に就けないはウソ

MARCH=明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の総称

わたしは高校生の頃にこんなことを、周囲から言われました。

Bさん
MARCH以上の大学に行かないと、まともな職に就けないらしいよ

だから、当時のわたしは、
MARCHよりも下のレベルとされる大学(成蹊大学、成城大学、明治学院大学、日東駒専など)
に行くことに、恐怖を覚えていました。

(今振り返ってみると、こんなこと言う大人はロクじゃないと感じます。)

これは、おもっきしウソです。

MARCHより下のレベルの大学の学生も、
バンバン上場企業から内定をもらっています。

実際、わたしが2017年に就職活動したとき、
上場企業の会社説明会に行くと、
日東駒専出身の社員さんが出てくることが何度もありました。

そのときは心の中で、

筆者
おおおおい、ウソやーーーん

と思いました。ズッコケました。

というか、〇〇大学だから、人生オワコンというのは、ありません。

それよりも、メンタル壊して長期療養が必要だとか、
人とコミュニケーションをとれないとか、

常識的に、週5日計40時間しっかり働けない状況の人、
精神的に不安定で家から出られないとか、
人と協力して作業ができないとか、

そういう人の方が、
大学卒業後に苦労します。

まず、内定をもらえないだろうし、
かりに無事内定をもらって、大学を卒業できても、
会社でうまくいかないです。

世の中のほとんどの人は
MARCHより下の大学の出身です。

そして、たくさんの人が大企業で活躍しています。

だから、MARCHより下の大学に行ったら、まともな職に就けないというのは
ウソです。

世の中の景気次第で、就職できるか否かなんて、
変わってしまうので、
〇〇大学だから就職できないなんてことはありません。

不景気になれば、旧帝大クラスの学生でも
内定をもらえませんから。

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